Photo: Bandai Namco

エピック・ゲームズ・ストアで新たに利用できるサービスとして、レトロ・ゲームをクラウド・ストリーミング形式でプレイできる「アントストリーム」が現地時間11月26日に海外の一部地域で利用可能になっている。

「アントストリーム」は1,200タイトル以上のレトロ・ゲームがプレイできるクラウド・ストリーミング・サービスとなっており、ラインナップにはアクション・ゲーム『パックマン』やシューティング・ゲーム『スペースインベーダー』をはじめ、アクション・ゲーム『アースワームジム』、格闘ゲーム『モータル・コンバット』などの作品が含まれている。また、『ゲームズ・インダストリー・ドット・ビズ』によれば、「アントストリーム」でプレイできる作品にはディズニーやワーナー・ブラザーズ、バンダイナムコ、アタリ社のタイトルが含まれているという。

エピック・ゲームズ・ストアでは現在期間限定で、「アントストリーム」内で使用できる「1090ジェム(サービス内通貨)」が無料で提供されている。「ジェム」はゲームをプレイしたり、期間限定のトーナメントに参加するときなどに使用できる通貨となっている。また、「ジェム」を使えば難易度の高いチャレンジをアンロックすることもできるほか、友人や他のプレイヤーとターン制の対戦ゲームを楽しむこともできる。

「1090ジェム」はエピック・ゲームズ・ストアの「毎週無料ゲーム」の一環として、現地時間12月2日まで提供される予定となっている。同ストアではその後、12月3日から12月10日まで、『デッド バイ デイライト』と『ホワイル トゥルー:ラーン()』が無料で配布される。

『デッド バイ デイライト』は非対称型のマルチプレイヤー・ホラーゲームで、「キラー」となった1人のプレイヤーがマップからの脱出を図る4人の「サバイバー」を1人称の視点で追いつめていく作品となっている。「サバイバー」は3人称の視点で移動して、協力しながらエリア内の5つの発電機を起動させ、「キラー」に見つからないように閉鎖空間からの脱出を目指す。

『ホワイル トゥルー:ラーン()』はプレイヤーが「ネコ語翻訳システム」を開発するパズル・ゲームとなっている。インターフェイスにはビジュアル・プログラミング(ブロックを組み合わせて視覚的にプログラムを作成する)が採用されており、エピック・ゲームズの公式サイトでは次のように紹介されている。

「あなたはニューラルネットワークを開発する機械学習のスペシャリストです。自分のネコがプログラミングが得意であることを発見します。でも、ネコは人間の言葉を話せません。そこでプログラマー(あなた)は機械学習について学び、ビジュアルプログラミングを使って、ネコ語翻訳システムを開発するのです。収入が安定したら、性能の良いハードウェアをたくさん購入してパフォーマンスを上げましょう。ネコに可愛い服も買ってあげましょう!」

この2つのタイトルはエピック・ゲームズ・ストアで12月3日より無料で配信される。

その他のニュースとして、ロックスター・ゲームスの共同創業者であるジェイミー・キングはYouTubeチャンネル「キラズ(Killaz)」のインタヴューで、同スタジオが将来的に斬新なゲームを生み出せなくなるのではないかという懸念を明かしている。

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