Photo: Niantic/The Pokémon Company

ポケモンGO』の開発を手掛けるナイアンティック社はテクノロジーに特化した投資ファンドであるコーチュー社から3億ドル(約345億円)の資金を調達したことを現地時間11月22日に公式サイトで発表している。調達した資金をもとに自社のビジョンである「現実世界のメタバース」の構築に向けて取り組むという。ナイアンティック社の評価額(時価総額)は90億ドル(約1兆350億円)に達している。

同社の最高経営責任者兼創業者であるジョン・ハンケは今年8月、「メタバース(ユーザー同士が娯楽、ゲーム、ショッピング、社会活動を通じて交流できるオンライン上の仮想空間)」について「ディストピア(絶望的な世界)の悪夢」だとする考えを公式サイトで明らかにしていた。

「当社は、現実世界に仮想技術が寄り添うことが人々の幸せにつながると考えています。我々の提唱する『現実世界のメタバース』は、SFのようなメタバースとは違って、我々の日常をより強化するものになります」

公式サイトのブログ記事の中で、コーチュー社のジェネラル・パートナーであるマット・マッツェオは「ナイアンティック社は3Dの地図をベースにした拡張現実(AR)のプラットフォームの構築を進めています。次の時代のコンピューティングに移行するにあたって、このプラットフォームが重要な役割を担うと信じています」と述べている。「当社はこの『現実世界のメタバース』がインターネットの進化を支えると考えており、ナイアンティック社と提携することができ、嬉しく思います」

11月2日、ナイアンティック社は拡張現実(AR)モバイルゲーム『ハリー・ポッター:魔法同盟』のサービスを2022年1月31日に終了することを発表している。

『ハリー・ポッター』シリーズの世界観を採用した同タイトルは、『ポケモンGO』と同じく拡張現実を活用して現実世界で遊べるゲームとなっており、2019年6月にリリースされている。『ハリー・ポッター:魔法同盟』の公式サイトでは次のように発表されている。

「2022年1月31日をもちまして『ハリー・ポッター:魔法同盟』のサービスが正式に終了することをお知らせします。2021年12月6日にアップ・ストア、グーグル・プレイ、ギャラクシー・ストアから削除され、同日をもってゲーム内購入もできなくなりますのでご注意ください」

その他のニュースとして、マイクロソフトはXbox20周年を記念して、Xboxの歴史を振り返ることができるバーチャル博物館をインターネット上にオープンさせている。バーチャル博物館では最もプレイされたゲームの統計情報なども確認することができる。

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