龍が如くスタジオが完全新作タイトルを開発中であることを『ファミ通』のインタヴューで明らかにしている。
龍が如くスタジオの代表である横山昌義は『週刊 ファミ通』に掲載されたインタヴュー記事のなかで、同スタジオが『龍が如く』シリーズや『ジャッジアイズ』シリーズ以外の新作タイトルを開発中と述べている。
横山昌義は今後の展望について「両シリーズ以外にもまだ発表していないタイトルの開発も進行中です」とコメントしている。
龍が如くスタジオはゲーム作品の幅を広げていく方針と見られている。先日、横山昌義は『龍が如く』シリーズの次回作『龍が如く8(仮称)』が開発中であることを発表しているが、『ジャッジアイズ』シリーズのプロデューサーの細川一樹は『ザ・ゲーマー』のインタヴューの中で、最新作はシリーズでは初となる「海外を舞台にした作品になる」可能性を示唆している。
なお、横山昌義は『週刊 ファミ通』のインタヴューで「『龍が如く』だけでなく、『ジャッジアイズ』シリーズも大事にしていくつもりです」と語っている。
完全新作タイトルの詳細は現時点では未公開だが、開発は『龍が如く8』と並行して進められているという。
『ジャッジメント』シリーズの次回作については明らかにされていない。
一方、『龍が如く』シリーズの過去作にも期待が寄せられている。セガは今年のグループ会社の年次報告書のなかで、自社が持つIPのリマスター作品やリメイク作品のリリースを推進していく戦略があることを公表している。
セガの代表取締役社長COOの杉野行雄は「過去の良質なタイトルであれば、今の市場でも十分に通用する」と述べ、次のように続けている。「セガには、長い歴史の中で培ってきた豊富なIP群がありますので、それらのIPについてリマスター、リメイク等を施し、今の市場にマッチしたクオリティでリリースすることで、さらなる市場機会を獲得していくという戦略です。また、デジタル販売が今後より一層進んでいくことで、物理的な制約から解放され、ロングテールでタイトルが売れていく環境になっていくことが予想されます」
この戦略にセガの社内チームである龍が如くスタジオがどのように関わってくるのかについてはまだ明らかになっていない。
その他のニュースとして、エヌヴィディア社はPCプレイヤーたちが自社のグラフィックス・カードを使ってミリタリーFPS『バトルフィールド 2042』をプレイするとゲームプレイのパフォーマンスが向上するように、新たなドライバーをリリースしている。
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