「原神」の開発元ミホヨ、カナダ・モントリオールに新スタジオを開設

Photo: miHoYo

『原神』の開発元として知られるミホヨは「AAAタイトル」の新たな開発拠点としてカナダ・モントリオールに新スタジオを開設したことを発表している。同社にとって北米における初の開発拠点となる。

新スタジオの開設については現地時間11月11日、地域の経済開発/発展を支援している『モントオリール・インターナショナル』の公式サイトを通じて発表されており、モントリオールの中心部に開設された新スタジオでは向こう2年間で100名以上の従業員を迎える見込みとなっている。

ミホヨの共同設立者である劉偉（リュウ・イ）は次のようにコメントしている。「私たちは充実した自社の流通ネットワークを駆使して、家庭用ゲーム機、PC、スマートフォンなどの各プラットフォーム向けのゲームを世界各国に販売しています」

「私たちは『原神』のリリースを経て、ゲームの開発や運営に関して多くの知見を得ることができました。こうした経験を活かして、より質の高いゲームをプレイヤーの皆さまにお届けしてまいります」

「モントリオールにはゲームの開発に関する活発なコミュニティがあり、世界的に有名な大学もあることも広く知られています……私たちはこの地域で培われている専門的な知識と創造性を高く評価しています。当社はこれからも想像力に富んだゲームを開発していきたいと思います」

また、ミホヨはゲーム・デザイン、アート、エンジニアリング、プロジェクト・マネジメントなどさまざまな職種で人材を募集している。

同社は現在、SF要素を盛り込んだ新作戦略RPG『崩壊：スターレイル』の開発を進めている。

先日、『原神』のプロジェクト・チームはファンが『原神』にちなんだグッズを作成・販売することを認める方針であることを公式フォーラム・サイト『ホヨ・ラボ』で発表している。「情熱に溢れたクリエイターの皆様に感謝しています。すべてのクリエイティヴなコンテンツを歓迎し、支援していきます」

ただし、ファンが作成したグッズに「公式」と表記することは禁止しており、個々の作品には「ファンが作製したグッズ」であることを明記する必要があるという。

その他のニュースとして、『フォートナイト』には11月16日よりテレビアニメ『NARUTO-ナルト-疾風伝』とクロスオーバーしたコンテンツが数多く登場している。

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