Photo: Respawn

リスポーン・エンターテインメントは『エーペックスレジェンズ』のアイテムプールの拡張について「考えていることがある」と明かしている。

『ユーロゲーマー』によると11月13日、『エーペックスレジェンズ』のファンがツイッターで武器やアイテムの種類が多すぎると指摘し、リスポーン・エンターテインメントに削除するよう要請している。「お願いだから武器を削除してくれないかな……『P2020』、『ボセックボウ』、『3030リピーター』なんか誰も気にしてないよ。武器数を減らしてくれたらアイテムプールのスペースも確保しやすくなるだろう」

『エーペックスレジェンズ』のアソシエイト・ライヴバランス・デザイナーであるジョン・ラーソンはこの要望を受けて次のように答えている。「その発言は撤回してください。私は『ボセックボウ』を大事にしています。開発チームにもいろいろ考えがあり、アイテムプールが圧迫されるような状況のままに、新たな武器をリリースし続けられないことは理解しています」

また、「P2020」を装備した状態で戦闘ポイントに着陸することでアイテムプールの容量を確保できるのではないかと提案しているプレイヤーに対しては次のように回答している。「武器を装備して着陸できるようにする案はスターターキットを導入した時に議題に上がりました。ですが、チームで参加しているプレイヤーが着陸後の一瞬でソロプレイヤーを一掃してしまう可能性があるため、私は反対しました。最初の銃撃戦で時間を稼ぐ戦略は、既にハイランク・プレイヤーの間では定石になっています」

リスポーン・エンターテインメントは開発にあたってプレイヤーの不満を参考にしていると見られ、将来的にアイテムプールに関するアップデートが配信される可能性もある。

『エーペックスレジェンズ』では最新のシーズン11「エスケープ」が11月3日にリリースされており、「トロピカル・アイランド」が舞台の新マップ「ストームポイント」、「グラビティキャノン」、新レジェンドの「アッシュ」が登場している。

「グラビティキャノン」はプレイヤーが中に入ると高速で上空に飛ばされ、マップ上を一気に縦断できる移動装置となっているが、意図せず周囲のプレイヤーが巻き込まれて飛ばされてしまうなど、様々な混乱を引き起こしているという。

その他のニュースとして、『ヘイロー・インフィニット』のマルチプレイヤー・デザイナーであるパトリック・レンがリスポーン・エンターテインメントに復帰し、『スター・ウォーズ』シリーズの新作の開発に携わることが明らかになっている。パトリック・レンは自身のツイッター・アカウントで「『スター・ウォーズ』の制作に向けて、再びリスポーン・エンターテインメントの素晴らしい開発チームと共に働けることが嬉しいです」と述べている。

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