11月12日にリリースされたNintendo Switch向け新作RPG『真・女神転生V』について、データマイニングから将来的にはPC(ウィンドウズ)版およびプレイステーション4版でリリースされる可能性があることが明らかとなっている。
『真・女神転生V』は11月12日にNintendo Switch向けにリリースされたばかりとなっており、データマイニングによってPCおよびプレイステーション4での発売を示唆するデータファイルが早くも解析されたことになる。
データマイナーである「Pan-hime」は自身のツイッター・アカウントで「真・女神転生V」の「ターゲット・プラットフォーム」はNintendo Switch、プレイステーション4、PCであることを示すファイルを発見したことを11月13日のツイートで明かしている。「Pan-hime」は「これは今後のリリースの可能性を示すプレースホルダ(実際の内容を後から挿入するために、仮に確保した場所のこと)のようだ」と説明している。
— Pan-hime – Persona stan (@regularpanties) November 12, 2021
さらに、PC版では解像度、ポストプロセス(レンダリングされた既存のシーンに基づくレンダリング・エフェクトのこと)、影やテクスチャのクオリティなどのグラフィックが選択できる機能があることも明らかになっている。
『真・女神転生V』のPC版およびプレイステーション4版に関する情報はまだ正式発表されていないものの、今年初旬にはクラウド・ゲーム・サービス「GeForce Now」にPC版に関する記事が記載されている。また、『真・女神転生Ⅲ ノクターン HDリマスター』については今年5月に欧米版がNintendo Switch、スチーム、プレイステーション4でリリースされている。
昨年6月にリリースされた『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』のスチーム版が成功したことで、昨年8月に『ゲームズ・インダストリー・ドット・ビズ』は発売元のセガが過去にリリースした多くのタイトルをスチーム向けに積極的に移植する方針であると報じている。なお、セガは2020年の第1四半期は新型コロナウイルスの感染拡大下でビデオゲームの売上が好調に推移したことを受けて、同期の決算プレゼンテーションの中で「今後も、過去に発売したタイトルのスチームや新しいプラットフォームへの移植は積極的に進めたい」と発表している。
開発元のアトラスは『真・女神転生V』のPC版やプレイステーション4版への移植について現在のところ正式発表はしていない。
その他の関連ニュースとして、セガから10月7日に発売されたアクション・ゲーム『たべごろ!スーパーモンキーボール 1&2リメイク』では『ペルソナ 5』の「モルガナ」がプレイアブル・キャラクターとして11月4日に登場している。ダウンロード・コンテンツ「スペシャルキャラクター モルガナfromペルソナ5」は家庭用ゲーム機版およびPC版で税込550円で購入することができ、『たべごろ!スーパーモンキーボール1&2リメイク』のメインゲーム・モードでプレイすることができる。「モルガナ」はステージをクリアするとバナナの代わりに宝箱を集めることになっている。
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