Photo: Ubisoft

数多くの『アサシン クリード』シリーズでリード・ライターを務めたダービー・マクデヴィットがユービーアイソフトに復帰したことが報じられている。彼は今年3月に同社を退社していた。

ダービー・マクデヴィットは『アサシン クリード IV:ブラック フラッグ』、『アサシン クリード:リベレーション』、『アサシン クリード:ブラッドライン』、『アサシン クリード II:ディスカバリー』などでリード・ライターとして制作に携わり、『アサシン クリード:ヴァルハラ』ではナラティヴ・ディレクターも務めていたが、今年3月に自身の公式ツイッター・アカウントで「新たな冒険に出ることにしました」とツイートしてユービーアイソフトを退社することを発表していた。

ユービーアイソフトとダービー・マクデヴィットは『VGC』の取材の中で、自身が『アサシン クリード』シリーズの次回作の開発に携わるためユービーアイソフトに復帰したことを明らかにしている。ダービー・マクデヴィットは復帰について次のように述べている。「ユービーアイソフトに戻ってきました! この1年、自分のキャリアについてじっくり考えた結果、新しいアイデアや未知の領域の開拓という、自分が最もやりたいことに集中することにしました」

また、「ユービーアイソフトに復帰して『アサシン クリード』シリーズを制作することは嬉しいことに私が求めている旅路にピッタリでした。冒険を続けられてワクワクしています。乞うご期待!」と語っていることから、ダービー・マクデヴィットは次回作『アサシン クリード インフィニティ』の制作に取り組んでいると見られている。

『アサシン クリード インフィニティ』は単なる1つのゲームではなく、『アサシン クリード』シリーズの世界観を持った複数のゲームが連携するオンライン・プラットフォーム型のゲームになると報じられている。ユービーアイソフトによると、同タイトルはユービーアイソフト・モントリオールとユービーアイソフト・ケベックの両スタジオが「共同で」開発を進めているという。

ユービーアイソフトはこの共同制作について「あるゲームから別のゲームへとバトンを渡し続ける代わりに、ユービーアイソフト内の個人の才能とリーダーシップに焦点を当てることで、『アサシン クリード』シリーズをより一体感のある形で進化させることができると確信しています」と説明している。

また、『アサシン クリード インフィニティ』が無料プレイゲームにはならないことや「多くのストーリー要素を含む」ことも明らかになっている。

その他のニュースとして、ベセスダ・ソフトワークスは新作RPG『スターフィールド』のコンセプトアートやテーマ楽曲を公開しており、本編の雰囲気を垣間見ることができる。『スターフィールド』は2022年11月11日のリリースが予定されている。

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