Photo: Square Enix

12月1日から配信される『アベンジャーズ』のヒーローイベント「大いなる力」に登場する「スパイダーマン」のヴィジュアルが公開されている。

「スパイダーマン」の画像は同タイトルの英語版公式ツイッター・アカウントで公開されており、ともに戦う「ソー」や「ミズ・マーベル」、「アイアンマン」の姿も描かれている。スパイダーマンのボディスーツは2020年にリリースされたプレイステーション4およびプレイステーション5向けのオープンワールド・アクション・ゲーム『スパイダーマン』のボディースーツから着想を得たデザインが採用されている。

『アベンジャーズ』の英語版公式ツイッター・アカウントは明日11月12日には新たなトレイラー動画が『IGN』で発表されることも告知している。「スパイダーマン」はプレイステーション4、プレイステーション5版『アベンジャーズ』限定のダウンロード・コンテンツとして配信が予定されている。

発売元のスクウェア・エニックスは11月5日に『アベンジャーズ』のコンテンツ・ロードマップを更新しており、同タイトルの公式サイトでは次のように紹介されている。

「ロードマップに新たなアップデートが追加されました!クロウのレイドおよびプレイステーション限定のヒーロー『スパイダーマン』が12月1日配信のパッチ2.2にて実装予定です。お見逃しなく!」

「おなじみの『スパイダーマン』と専用のヒーローイベント『大いなる力で』が12月1日のアップデートを通して、プレイステーション限定でついに登場します。『アベンジャーズ・イニシアティブ』に含まれているチャレンジをアンロックすることで、『スパイダーマン』のストーリーをお楽しみいただけます」

スクウェア・エニックスは先日、2021年3月期の「年次報告書」を発表しており、代表取締役社長の松田洋祐はデジタルエンタテインメント事業の概況として『アベンジャーズ』については「十分な成果を出すことができませんでした」と報告している。

報告書では『ファイナル・ファンタジーVII リメイク』は大きな利益貢献を実現することができたとする一方で、『アベンジャーズ』は厳しい結果になったと述べられている。

松田洋祐は『アベンジャーズ』について「GaaS(Game as a Service:売り切り型ではなく継続的なアップデートを提供するゲーム)に挑戦した野心作でした」と振り返っている。

また、コロナウイルスの世界的な蔓延により、開発元であるクリスタル・ダイナミックス社のゲーム制作環境に想定外の変化と遅れが生じたことについても言及しており、次のように述べている。

「コロナ禍に対応した在宅勤務体制へのシフトなど、開発の最終局面における想定外の様々な困難を乗り越えてリリースまでこぎ着けたものの、残念ながら十分な成果を出すことができませんでした」

その他のニュースとして、ロックスター・ゲームズの手がける『グランド・セフト・オート:トリロジー 決定版』が本日11月11日からプレイステーション4、プレイステーション5、PC向けに先行配信されており、ゲーム内のラジオ局で流れる200曲以上の楽曲リストが公開されている。同タイトルはXbox One、XboxシリーズX/SおよびNintendo Switchでは11月12日に配信が予定されている。

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