『エーペックスレジェンズ』では次の「シーズン12」からランクマッチでの「キル」、「デス」、「アシスト」のカウントの方法が変更される見通しであることを開発スタッフが『レディット』で明かしている。
シーズン12以降はプレイヤーが試合中に相手に「ダウン」された後、故意に試合を放棄してもメリットがなくなることになる。
現時点ではプレイヤーがランクマッチで「ダウン」された後に試合から抜けると、記録としては「デス」とカウントされないため、対戦成績が表示される「キル」と「デス」の割合は変更されないままになっている。
しかし、シーズン12の開幕のタイミングで実施されるアップデートで「キル」、「デス」、「アシスト」のカウントの方法が変更になるという。
リスポーン・エンターテインメントのテクニカル・デザイナーであるエクスゲニアーは『レディット』を通じて次のようにコメントしている。「来シーズンからロビー画面(待機中の画面)に反映される『エーペックスレジェンズ』のデスやキル、アシストの方法を変えるべく取り組んでいます」
また、新しいカウント方法についても解説している。「ダウンしたプレイヤーには『アシスト・マーカー』がつくようになり、そのプレイヤーがダウンした直後にゲームを離脱した場合に『デス』とカウントされるようになります。キルとアシストはそのプレイヤーに最後にダメージを与えた相手チームのものとしてカウントされるようになります」
試合中に倒されたプレイヤーが「デス」とカウントされる前に試合を放棄してしまう問題は『エーペックスレジェンズ』がリリースされて以来大きな課題となっていた。
今回明らかとなった変更が導入されると、シーズン12の配信以降、プレイヤーたちは自分の「デス」のカウントをごまかすことができなくなる。
また、リスポーン・エンターテインメントはプレイヤーが「デス」とカウントされる前に相手を「ダウン」させたことで発生するポイント数を増加させることも検討しているという。テクニカル・デザイナーのエクスゲニアーはこの変更についても『レディット』で解説している。
「ランクマッチのポイント制度の変更は試合で敗れたプレイヤーたちを励ますためのものです」と彼はコメントしている。「励ます具体的な方法を考えることこそ、我々が取り組むべきことです」
その他のニュースとして、マーベル・コミックを原作とするプレイステーション4専用ソフト『スパイダーマン』について、開発元であるインソムニアック・ゲームズのCEOは開発当時にスタッフのクランチを回避するために、ニューヨーク市内を舞台に「ドクター・オクトパス」と戦うボス戦の開発を縮小したことを明らかにしている。
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