Photo: Relic Entertainment, World’s Edge

セガは次世代戦略タイトルの開発に向けてマイクロソフトと「戦略的提携」の検討を進めていることを明らかにしている。

同社は11月1日にプレスリリースを発表し、「スーパーゲームと掲げている大型グローバルタイトルの創出に向け、クラウドプラットフォーム『マイクロソフト・アジュール』でマイクロソフトのさまざまな技術を活用してタイトル開発を進めていくこと、ならびに次世代開発環境の構築を進めていくこと」を主軸として、マイクロソフトとの戦略的提携の「検討を進めていくことに合意」したと発表している。

セガが掲げる「スーパーゲーム」とは、「グローバル」、「オンライン」、「コミュニティ」、「IP活用」に焦点を当てた新しく革新的なタイトルだと説明しており、同社は中長期的な成長戦略としてこの「スーパーゲーム」の開発を進めているという。

セガの代表取締役社長COOである杉野行雄は「マイクロソフトとの間で戦略的提携の検討することで、世界中のゲームファンにお楽しみいただけるゲーム開発をさらに進めてまいります」と述べている。

また、マイクロソフトのコーポレート・ヴァイス・プレジデントであるサラ・ボンドは「この度、セガの新しい挑戦に、マイクロソフトのクラウド・テクノロジーを活用してご一緒できることを大変楽しみにしています」とコメントしている。

セガとマイクロソフトの両社はストラテジー・ゲームというジャンルで成功を収めている。最近ではXboxゲーム・スタジオが手掛ける新作『エイジ オブ エンパイアIV』が10月28日の発売以降ファンや評論家から高評価を得ており、『NME』のレヴューでも「ストラテジー・ゲームファン必見の作品です」として、4つ星が付けられている。

一方、セガ傘下のゲーム開発会社であるクリエイティヴ・アッセンブリー社は発売を「2022年初頭」まで延期することを発表していた『トータル・ウォー:ウォーハンマー3』について、「キスレヴ」、「クローン」、「ツェンチュ」といったキャンペーン・マップの詳細を先日公開している。

その他のニュースとして、ゲーム開発会社のドレッドXPが恋愛シュミレーション・ゲーム恋する吸盤!!初めてのデート』を発表している。同タイトルは架空の神話「クトゥルフ神話」に登場する神々と恋愛を楽しむヴィジュアル・ノベルとなっており、トレイラー動画では3体のヒロインが紹介されている。

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