Photo: Nintendo

任天堂はスマートフォン向けパズル・ゲーム『ドクターマリオ ワールド』のサービスを11月1日午後3時をもって終了している。

同社はサービス終了後に自分のプレイ履歴を振り返ることができるウェブサイト「ドクターマリオ ワールド メモリーズ」を公開している。

『VGC』によると、『ドクターマリオ ワールド』の公式ツイッター・アカウントには白衣を身にまとった「マリオ」とその仲間たちのキーアートが掲載されており、これまでゲームをプレイしてくれたファンたちへの感謝を述べている。

『ドクターマリオ ワールド』はAndroidとiOSのスマートフォン向けに2019年7月10日より配信された。初代となる『ドクターマリオ』は1990年にファミリーコンピュータとゲームボーイ向けに発売されており、その後多くの派生タイトルが制作されている。『ドクターマリオ ワールド』は派生作品として約4年ぶりにリリースされた新作となっていた。『ドクターマリオ』シリーズは『テトリス』や『コラムス』のような落ち物パズル・ゲームをアレンジしたもので、落ちてくるカプセルを同じ色のウイルスと繋ぎ合わせて消していくゲームとなっている。

任天堂は2021年7月28日に『ドクターマリオ ワールド』のサービスを終了することを発表しており、同時にゲーム内通貨の「ダイヤモンド」の販売も終了していた。

『ドクターマリオ ワールド』はリリースからわずか2年ほどで幕を閉じることとなってしまったが、任天堂は新作のスマートフォン向けゲーム『ピクミンブルーム』に注力していくと見られている。『ピクミンブルーム』は任天堂とナイアンティック社が共同で手掛けており、『ポケモンGO』のようなARゲームとなっている。ただし、バトルをしながらキャラクターを集めていくのではなく、プレイヤーが実際に歩くことで「ピクミン」を育てたり、歩いた道に花を咲かせていくという穏やかなプレイを楽しむゲームとなっている。

その他のニュースとして、レディットは『リーグ・オブ・レジェンド』と提携したことを発表し、『リーグ・オブ・レジェンド』と同作品を元にしたアニメ『アーケイン』のクロスオーバー・アバターを公開している。レディットが他社と提携してクロスオーバー・アバターを制作する初の試みとなっている。『アーケイン』はネットフリックスでの放送が予定されており、主要な登場人物となるチャンピオンの「ジンクス」と「ヴァイ」のアバターが発売されているほか、これから数週間にわたって多くのキャラクターが追加される見通しとなっている。

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