『フォートナイト』の中国向けサービスが11月15日で終了する見通しとなっており、既に新規ユーザーの登録受付が終了していることが報じられている。中国向けの『フォートナイト』はテスト版として運用されてきた。
『PCゲーマー』によれば、10月31日に中国版『フォートナイト』の公式サイトで恒久的にサービスを「停止」することが発表されている。11月1日に新規ユーザー登録の受付や配信が終了しており、11月15日にはサーバー運営が完全に停止する予定となっている。
公式サイトでは次のように発表されている。「『フォートナイト』のテスト版は終了します。近日中に、ゲームサーバーを停止する予定です。(現地時間)2021年11月15日の午前11時にサーバーの運営が終了しますので、ユーザーの皆さんはゲームにログインすることができなくなります」
今年9月に中国政府が未成年者のゲーム依存を予防するための規制を定めたことを受けて、中国版『フォートナイト』もこの規制に則ったアップデートが発表されていた。公式サイトの情報によると、9月1日から「未成年のユーザー」がゲームをプレイできるのは金曜日から日曜日までと「法定休日」の午後8時から午後9時までと制限されることが発表されていた。
テンセント社は7月、未成年が夜遅くまでゲームをプレイすることを防ぐため顔認証を導入することを発表している。同社は『フォートナイト』の開発元であるエピック・ゲームズの株式を40パーセント保有しており、現在はイギリスのゲーム開発会社のスモウ・グループを9億1,900万ポンド(約1,435億2,190万円)で買収する計画を巡って、アメリカの対米外国投資員会の審議を受けていることが報じられている。
『フォートナイト』の関連情報としては、現地時間11月2日までハロウィンを記念して『バイオハザード』とのクロスオーバー・イベントが開催されており、同シリーズを代表するキャラクター「クリス・レッドフィールド」と「ジル・バレンタイン」が登場していた。
その他のニュースとして、リアルタイム・ストラテジー・ゲーム『エイジ オブ エンパイアIV』は発売からわずか3日でスチームでの同時接続プレイヤー数が6万9,000人を突破しており、『デスティニー2』などの有名タイトルの記録を上回っている。スチームで配信されている『エイジ オブ エンパイア』シリーズのプレイヤー数としては歴代最高となっているが、今回のプレイヤー数の累計にXboxゲーム・パスのプレイヤー数は含まれていない。
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