ユービーアイソフトは現地時間10月28日に実施した第2四半期の決算説明会で『アサシン クリード ヴァルハラ』が「同社で史上2番目に収益性の高いゲーム」となったことを明らかにしている。
『VGC』によれば、『アサシン クリード ヴァルハラ』のリリース初週の販売本数はこれまでの『アサシン クリード』シリーズを上回っており、好調な滑り出しとなっていた。
現在もその人気は衰えておらず、同社は『アサシン クリード ヴァルハラ』がリリース以来、シリーズ前作『アサシン クリード オデッセイ』を全面的に上回っていると発表している。特にDARPU(1日のアクティヴユーザーの平均利用額)の高さが顕著だとしている。
また、今年8月に配信された拡張コンテンツの第2弾「パリ包囲戦」が『アサシン クリード ヴァルハラ』の収益に「記録的な貢献をもたらした」ことも明らかにしている。同社は下半期にも新たな拡張コンテンツの配信を計画していることを予告するなど、2年目以降も同タイトルのサポートを継続していくと述べている。
一方で、『アサシン クリード ヴァルハラ』のファンがデータマイニングを行っており、第3弾拡張コンテンツは「ラグナロクの夜明け(Dawn of Ragnarök)」になるとの噂が浮上している。解読されたコードが正しければ、新たな拡張コンテンツではドワーフの王国「スヴァルトアールヴヘイム」が舞台となるほか、武器や主人公「エイヴォル」の新たな能力が追加されるという。
ユービーアイソフトは『アサシン クリード ヴァルハラ』の今秋のロードマップを公開しており、次回のアップデート1.4.0で「ラグナロクの夜明け」を配信するのではないかと見られている。
10月19日からは『アサシン クリード ヴァルハラ』の教育コンテンツ『ディスカバリー・ツアー:ヴァイキングの時代』が配信されている。このコンテンツはヴァイキング時代のイングランドの歴史を学ぶことのできる教材となっており、歴史学者や学術機関と協力して制作されている。また、ゲームに馴染みのない教員や生徒も利用できるように戦闘場面は含まれていない。
ユービーアイソフトは決算説明会で、次回作『アサシン クリード インフィニティ』が無料プレイゲームではないことも併せて明らかにしている。
その他のニュースとして、バンダイナムコエンターテインメントは『デジモン』シリーズの新作となる『デジモンサヴァイブ』の発売を2022年まで延期することを発表している。同タイトルはたびたび発売が延期されている。
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