Photo: Tomohiro Ohsumi / Stringer

ソニー・インタラクティブ・エンタテインメントは「プレイステーション PC LLC」という社名を2021年4月の時点で登録していたと『VGC』が報じている。同社は今後、「プレイステーション4」および「プレイステーション5」のタイトルのPC移植版にも力を入れていくものと見られている。

『VGC』によれば、「プレイステーション PC LLC」という社名は実在する会社の情報を一般公開している『コーポレーション・ウィキ』で2021年4月の時点で登録されていることを確認できるという。この会社の所在地はプレイステーションのブランド全体を統括するソニー・インタラクティブ・エンタテインメントの本部所在地と同じカリフォルニア州サンマテオとなっている。

また、スチームのユーザーたちはプレイステーション・スタジオが手掛けたPC版タイトルのパブリッシャー名が一部「プレイステーション PC LLC」に変更されたことに気づいていた。アクションRPG『ホライゾン ゼロ・ドーン:コンプリート・エディション』はまだ「プレイステーション・モバイル」と表記されているが、オープンワールド・アドベンチャー・ゲーム『デイズ ゴーン』は「プレイステーション PC LLC」に変更されている。

ただし、どちらのページでも「パブリッシャー」をクリックすると、「プレイステーション・スタジオ」のページが表示される。

ソニー・インタラクティブ・エンタテインメントは今後、「プレイステーション PC LLC」を通じて、PC移植版により力を注いでいくことが予想されている。同社は2022年初頭に『アンチャーテッド:レガシー・オブ・シーヴス・コレクション』をプレイステーション5とPC向けに発売すると発表している。さらに、PC版の『ゴッド・オブ・ウォー』は2022年1月にリリースが予定されている。

先日、ショーン・レイデンはYouTubeの配信番組『ワッツ・アップ・プレイステーション』に出演し、ソニー・インタラクティブ・エンタテインメントがPC移殖版に注力する理由について「新規顧客や新しいファンが獲得できるところに進出する戦略をとっている」と解説している。また、プレイステーション向けとPC版が同時にリリースされるかどうかは予測できないとしながらも「絶対にないとは言い切れない」と述べている。ショーン・レイデンはかつて、同社の最高経営責任者を務めていた。

ソニー・インタラクティブ・エンタテインメントはPC版の作品については「ブティック・パブリッシャー(専門性の高い小規模な会社)」と似たアプローチを採用しており、これまでに発売されたPC移植版はすべて好評を博している。今後、同社は「プレイステーションPC LLC」からPC版のゲーム・タイトルをリリースしていくものと見られており、プレイステーション専用タイトルのみならず、PC版の動向により注目が集まることになる。

その他のプレイステーション関連のニュースとして、SFをテーマとしたRPG『スターオーシャン』シリーズの新作タイトル『スターオーシャン:ザ・ディヴァイン・フォース』が、2022年にプレイステーション4とプレイステーション5で発売されることが決定している。新作タイトルは2016年発売の『スターオーシャン5:インテグリティ・アンド・フェイスレスネス』以来のシリーズ作品となる。

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