Photo: Respawn Entertainment

エーペックスレジェンズ』に新たに登場するマップ「ストームポイント」について開発者がその壮大な規模と特徴の1つである「高さ」の解説をしている。

同作品はリスポーン・エンタテインメントが開発を手掛けており、最新マップが追加されたシーズン11「エスケープ」の開幕が11月2日に迫っている。新マップ「ストームポイント」は作品史上最大の規模になる見通しとなっており、現行の「ワールズエッジ」よりも15%ほど広くなるという。

ステージ構成やマップ・デザインを手掛けるレベル・デザイナーのロドニー・リースはゲームのニュースサイト『ザ・ロードアウト』のインタヴューで「ストームポイント」の特徴を解説している。

「ワールズエッジ」や「ストームポイント」を開発した彼は『エーペックスレジェンズ』の開発当初から壁面の高さを効果的に使うレジェンドが現れることを想定していたため、今回は高さのあるマップの導入に踏み切ったと説明している。最近のキャラクターでは装備のジェットパックで空に舞うことができ、空中戦を得意とする「ヴァルキリー」や瞬間移動のアビリティを持ち、高低差を問題としない新レジェンドの「アッシュ」など続々と登場しているが、作品のリリース当初に「高さ」のコンセプトが実現されたとしても、ゲームプレイに反映するのは難しかったと考えられる。

ロドニー・リースは「シーズン2やシーズン3のマップでは『高さ』のコンセプトの導入は難しかったのですが、新レジェンドたちの登場でようやく実現することができました」と語っており、次のように続けている。「開発チームとしては早い段階から『高さ』にこだわったマップの構想をあたためてきました」

『エーペックスレジェンズ』には現在までに「キングスキャニオン」、「ワールズエッジ」、「オリンパス」の3種類のマップが登場しており、それぞれのマップは新シーズンを迎えるごとに破壊されて様子が一変したり、変更されてきた。初期のマップである「キングスキャニオン」と「ワールズエッジ」についてはリリース後のアップデートは想定されていなかったが、最新シーズンの「ストームポイント」はレイアウトの変化が織り込まれた設定となっている。

「ストームポイントの開発は初代シーズンのリリースから1年後に始まっており、開発チームはマップの更新・修正を前提に制作を進めました。だからこそ、従来のマップのように『この部分が爆発してこっちも巻き込まれて、その代わりに新しい要素が加って……』といった流れではなく、自然に成長していくマップを作りたかったのです。ストームポイントは爆破でマップが破壊されるよりも自然な流れで変化していきます」とロドニー・リースは述べている。

その他のニュースとして、アマゾンの定額制ゲーム・サービス「プライム・ゲーミング」では、11月の無料プレイ作品として全9タイトルのラインナップが発表されている。

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