コナミデジタルエンタテインメントはスコットランドのゲーム開発スタジオであるキールワークスとグローバル販売契約を結び、シューティングゲーム『シグニ:オール・ガンズ・ブレイジング』の販売を担うことを発表している。コナミデジタルエンタテインメントはゲーム大手として『メタルギア』や『悪魔城ドラキュラ』などの作品を世に送り出してきた。
『シグニ:オール・ガンズ・ブレイジング』はスコットランドで新たに設立されたゲーム・スタジオであるキールワークスが開発中のアーケード・スタイルのシューティングゲームとなっている。10月26日、キールワークスからも同ゲームについてコナミとパートナーシップを結んだことが発表されている。キールワークスは映画やアニメーションの分野で活躍してきたメンバーが創業したゲーム開発スタジオだという。創業者の3人は映画分野での豊富な経験を持っており、ゲーム・ディレクターのナレグ・カレンデリアンはピクサーで働いていたこともあるという。
『シグニ:オール・ガンズ・ブレイジング』は「映画のような演出を施した、ゲームコントローラのツインスティックを駆使してプレイする縦スクロール・シューティングゲーム」となっている。
キールワークスの創業者兼最高経営責任者であるメヘル・カレンデリアンは次のように述べている。「キールワークスがインディ企業としてのアイデンティティを保ちつつ、チームのメンバーを増やしてデビュー作品である『シグニ:オール・ガンズ・ブレイジング』の開発に全精力と時間を注ぐためには、出資してくれるパートナーが必要でした。私たちが交渉を行ったパブリッシャーの中で、コナミとのやり取りは最初から他とは異なる際立ったものでした。名作と呼ばれるシューティング・ゲームを開発した歴史があり幅広いタイトルを手掛けてきたコナミは『シグニ:オール・ガンズ・ブレイジング』の方向性をすぐに理解し、その可能性に賭けてくれました」
『シグニ:オール・ガンズ・ブレイジング』は2023年にPC向けにリリースが予定されているが、公式サイトには「将来的には他のプラットフォームでの発売も検討します」と書かれている。『シグニ:オール・ガンズ・ブレイジング』は昨年半ばに同社のデビュー・タイトルとして正式発表されていた。シングルプレイとローカル通信での協力プレイに対応している。
その他のニュースとして、『バイオハザード』がエピック・ゲームズの開発したゲーム・エンジン「アンリアル・エンジン4」で1人称視点版にリメイクされることが明らかになっている。このファンによるリメイク版の発売日はまだ発表されていないが、リメイクによって1人称視点と3人称視点の両方でプレイできるようになるという。これによりプレイヤーは人気ホラーゲームを、少々不便な場合もあるが、馴染みのあるスタイルと近代的で利便性を追求したスタイルのどちらでプレイするか選べるようになるという。
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