『バトルフィールド2042』に登場する「エマ・ロジエ」は『バトルフィールド』シリーズで初となるノンバイナリーの「スペシャリスト」であることが明らかになっている。
エレクトロニック・アーツは10月21日に新たなゲーム・プレイ動画を公開し、最新作に登場する残り5人の「スペシャリスト」たちを発表している。動画では「ナヴィン・ラオ」、コードネーム「ドーザー」こと「サンティアゴ・エスピノーザ」、「ジス・パイク」、コードネーム「エンジェル」こと「コンスタンティン・アンジェル」、コードネーム「サンダンス」こと「エマ・ロジエ」が紹介されている。
イギリスのゲーム情報サイト『ゲーミングバイブル』によると、コミュニティからコードネーム「サンダンス」こと「エマ・ロジエ」のジェンダー・アイデンティティ(性自認)に関する質問が寄せられており、ツイッター上でも「サンダンス」はノンバイナリーかどうか質問したファンもいたという。
『バトルフィールド 2042』の英語版の公式サイトでは「サンダンス」を指す人称代名詞は「they/them(彼ら・彼女ら)」が使用されている。近年、「they/them(彼ら・彼女ら)」はノンバイナリーの人たちなどを指す代名詞として用いられており、ファンたちはそこから「サンダンス」がノンバイナリーではないかと推測したと見られる。エレクトロニック・アーツのリード・コミュニティ・マネージャーであるアダム・フリーマンも、自身のツイッター・アカウントで「サンダンス」はノンバイナリーであることを明言している。ノンバイナリーのキャラクターが登場するのは『バトルフィールド』シリーズ史上初めてとなる。
Yep. Sundance is non-binary and uses the Pronouns They/Them.
— Freeman 🇸🇪 (@PartWelsh) October 21, 2021
「サンダンス」はフランス生まれの突撃兵で「スマート・エクスプローシブ」という「専門技能(ガジェットの使用)」を持っており、グレネードやマイクロドローンなどを利用して爆破させることを得意としている。また、パラシュートの代わりにウィングスーツを使うことでマップ上の広大な範囲を移動することができる。
一方、エレクトロニック・アーツは『バトルフィールド2042』のオープンベータ・テストで寄せられたフィードバックを受けてエイム・アシストを強化したことも明らかにしており、『バトルフィールド』の公式サイトで次のように述べている。「コントローラーのエイム・アシストの強さについてもフィードバックをいただいており、強度が弱すぎることが分かりました。エイム・アシストの強度を改善し、過去の作品をプレイしてくださった皆さんにとって、より馴染みのあるゲーム体験になるよう取り組んできました」
その他のニュースとして、『エーペックスレジェンズ』の新シーズン「エスケープ」に、新マップ「ストームポイント」が登場することが発表されている。
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