Photo: Nintendo

10月29日に発売されるNintendo Switch向けソフト『マリオパーティー スーパースターズ』について、収録されるミニゲーム「つなひきデンジャラス」のプレイ前の画面に「手のひらを使ってプレイしないように」と注意喚起するメッセージが表示されることが明らかとなっている。「つなひきデンジャラス」は初代『マリオパーティ』で初登場していた。

海外のゲームブログ『コタク』の報道によれば、『マリオパーティー スーパースターズ』でミニゲーム「つなひきデンジャラス」をプレイするときには安全性を確保するためにプレイヤーに注意を促すメッセージが表示されるという。

メッセージは「つなひきデンジャラス」の開始前のメニュー画面で表示され、以下の通りとなっている。

「皮膚の損傷やコントローラーのスティックの摩耗を防ぐため、手のひらを使ってステックを回さないでください」

「つなひきデンジャラス」は1999年にNINTENDO64向けに発売された初代『マリオパーティ』で初登場し、クッパの着ぐるみを着たプレイヤー1人とその他のプレイヤー3人が綱引きで対戦するミニゲームとなっている。初代『マリオパーティ』の「つなひきデンジャラス」ではプレイヤーはNINTENDO64のコントローラーのスティックを回すことで綱を引けるようになっているが、ファンからは手にマメができるなどの怪我に繋がることもあったと報告されていた。

ミニゲームをプレイしたファンたちの中にはNINTENDO64のコントローラーのスティックをより早く回すために手のひらを使って回してしまうケースがあり、手は痛むものの、これこそが「つなひきデンジャラス」で負けない唯一の方法だったという。

任天堂は2000年に初代『マリオパーティ』の「つなひきデンジャラス」などのミニゲームで怪我をしたという申し立てにより訴訟問題に直面していた。同社は当時、8000万ドル(約91億円)を投じて『マリオパーティ』の購入者を対象に、希望者には手を保護する手袋を無償で提供していた。

手のひらを使って「つなひきデンジャラス」をプレイすると怪我をする可能性があるだけでなく、Nintendo Switchのジョイコン・コントローラーはNINTENDO64のコントローラーよりも壊れやすいため破損する恐れもあるという声も多く寄せられている。

その他のニュースとして、幽霊調査ゲーム『ファズモフォビア』に最新の大型アップデート「ナイトメア」が10月25日に配信されており、新たに4体のゴーストや調査できるキャンプ場が追加されている。また、今回の大型アップデートでは難易度が調整されて、天候のシステムも一新されている。

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