Photo: Sledgehammer Games

スレッジハンマー・ゲームズは『コール オブ デューティ:ヴァンガード』の新たなトレイラー動画を公開しており、動画の音楽にはジャック・ホワイトの4年ぶりとなる新曲“Taking Me Back”が採用されている。

第二次世界大戦を舞台にした『コール オブ デューティ:ヴァンガード』の今回のトレイラー動画はこれまでにないミュージック・ビデオのような仕上がりになっており、楽曲に合わせて用意された未公開の映像が数多く含まれている。動画で流れる楽曲“Taking Me Back”は「別れ」がテーマとなっており、歌詞の英語字幕がゲーム映像に散りばめられている。

トレイラー動画はジャンプカットが採用されており、歌詞の英語字幕が画面を覆うような映像表現となっている。『コール オブ デューティ』のファンに新たな魅力を伝える内容となっており、今回のトレイラー動画の映像はすべて「キャンペーンモード」のもので、日本戦線のほか、水冷式の軽機関銃で戦う兵士の姿などが描かれている。

トレイラー動画には採用されているジャック・ホワイトの4年ぶりとなる新曲“Taking Me Back”は2つのバージョンがリリースされている。別バージョンは曲調をより穏やかにしたアコースティック調の“Taking Me Back (Gently)”となっている。

また、発売元のアクティヴィジョンは『コール オブ デューティ ヴァンガード』に導入される新しいチート対策ツールの情報を発表している。この「リコシェ」と呼ばれるシステムはカーネルレベル(OSのコア機能)からチート対策を行うものと公式サイトで説明されている。「リコシェ」の情報は公式発表前からリークされており、チーターがリバースエンジニアリングするのではないかと懸念されていた。

一方で、アクティヴィジョンは「(リコシェの)システムはすべて順調」であると公式ツイッター・アカウントで発表している。同社によると、「リコシェ」は一般公開前のヴァージョンを第三者機関に送っており、テストが開始されているという。

このチート対策ツールについて、人気ストリーマーの「ドクター・ディスリスペクト」はPRのためだと述べている。彼によると、このシステムに効果はなく、プレイヤーを騙して『ウォーゾーン』のようなゲームに戻らせるだけだと自身のYoutubeストリーミング配信で主張している。

その他のニュースとして、『ハーツオブアイアン IV』の拡張パック「ノー・ステップ・バック」が11月24日に配信予定となっており、ソビエト連邦のコンテンツがより充実するものと見られている。

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