Photo: Goichi Suda/Grasshopper Manufacture

「SUDA51」の愛称で親しまれているゲーム・デザイナーの須田剛一は自身が設立したゲーム・スタジオ「グラスホッパー・マニファクチュア」の10年計画を発表しており、今後10年間で3本のオリジナル・タイトルの開発と複数の旧作をリバイバルさせるという同スタジオの方針が明らかとなっている。

『VGC』のインタヴューで須田剛一は「今のところ、私たちは今後10年間で3本のオリジナル新作IP(新規タイトル)を開発することを計画しています。実は1本目に関しては既にプリプロダクションなどを開始していますが、まだ詳しいことは何もお伝えできません」と語っている。

須田剛一は1998年にグラスホッパー・マニファクチュアを設立している。同スタジオはアクション・アドベンチャー・ゲーム『キラー7』や『ノーモア・ヒーローズ』、ホラー・アクション・ゲーム『ロリポップ・チェーンソー』を手掛けたことで知られている。これらの作品はスタイリッシュで荒々しいアクションだけでなく、他にはない独創的な作風で人気を集めている。

グラスホッパー・マニファクチュアは2018年に独自のゲーム開発を行う「グラスホッパー・マニュファクチュア」と、親会社であるガンホー・オンライン・エンターテイメントのIP強化・拡充を目的とした「スーパートリック・ゲームズ」に分社化されており、開発チームの大半が親会社に残ることになった。

分社化以降、グラスホッパー・マニファクチュアは小規模タイトルの制作が中心となっていたが、8月27日に発売されたばかりの『ノーモア・ヒーローズ3』が高い評価を獲得していることから、会社再編の影響からは脱したと見られていた。

『ノーモア・ヒーローズ3』の成功を受けて次回作には大規模タイトルも期待されていたが、須田剛一は次回作が中程度の開発規模になることを明らかにしている。「制作予定の作品はAAAタイトルとまでは言いませんが、決して小規模なものでもありません。おそらく『AA』タイトルくらいの規模感になると思います。つまり、ゲーム自体はAAレベルの規模となり、その制作チームは比較的小規模なチームとなるということです」

須田剛一はオリジナル・タイトルの制作の他にも他社が手掛ける作品のライセンス取得にも興味があるとしているが、現時点では具体的な計画はなく、どのタイトルになるかは検討中であると述べている。

その他のニュースとして、北欧神話を舞台に主人公「クレイトス」の冒険を描いた『ゴッド・オブ・ウォー』のPC版が2022年1月にリリースされることが発表されている。同タイトルは2018年にプレイステーション4専用タイトルとしてリリースされている。また、SFアドベンチャー・ゲーム『ノー・マンズ・スカイ』で最新アップデートが配信されており、今回のアップデートはSF映画『デューン 砂の惑星』に影響を受けていると見られる。

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