Photo: Microsoft

『ヘイロー』の共同開発者であり、シリーズ作品のクリエイティヴ・ディレクターを務めたマーカス・レートがエレクトロニック・アーツ社がシアトルに設立する新スタジオに移籍することが明らかとなっている。

マーカス・レートは10月19日、シアトルに設立されるエレクトロニック・アーツの新スタジオのゲーム・ディレクターに就任することを自身のツイッター・アカウントで発表している。同スタジオでは「一人称視点のゲーム」を手掛けるという。彼は1997年から2007年までバンジーでアート・ディレクターを務めており、「リンクトイン」には「新作アクション・シューター・ゲームの共同制作に携わったことが『ヘイロー』の開発に繋がりました」と記載されている。

マーカス・レートによるディレクションは『ヘイロー:リーチ』が最後の作品となっている。その後、彼はインディ・スタジオ「V1インタラクティヴ」を設立し、代表を務めている。同スタジオではデビュー作としてFPSゲーム『ディスインテグレーション』をリリースし、マルチプレイヤー・モードの提供を開始するも、十分なプレイヤー数の確保に至らず、発売から半年も経たないうちにマルチプレイヤー・モードは終了している。また、2021年3月にはV1インタラクティヴの閉鎖も発表されている。

V1スタジオは公式ツイッター・アカウントでプレイヤーや開発メンバーへの感謝を述べている。「この5年間を素晴らしいものにしてくれたV1スタジオの才能ある開発メンバーの皆さんにお礼を述べたいと思います。そして、私たちを支えてくれた素晴らしいコミュニティの皆さんに心から感謝しています」

また、今回マーカス・レートが移籍する新スタジオとモノリス社の元ヴァイス・プレジデントであるケヴィン・ステファンが責任者として在籍しているシアトルの新スタジオは同じものかという質問には、全く別のスタジオであると答えている。

その他のニュースとして『ウィッチャー3:ワイルドハント』は汎欧州ゲーム情報(PEGI)でプレイステーション5、XboxシリーズX/Sのレーティング審査を受けており、近いうちに次世代機版の発売が正式に発表されると見られている。

また、レーティング審査を受けたことで単なる次世代機版への移植ではなく、現行機版の内容をアップグレードしてリリースするのではないかという噂が浮上している。

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