マイクロソフトは「Xboxゲーム・パス」で10月後半から海外向けにリリースされる11作品を発表している。
英語版『Xboxワイヤー』のブログ記事によると、「Xboxゲーム・パス」では10月19日からSFアクション・シューティング・ゲーム『アウトライダーズ』がPC向けに配信されているほか、「スピード感あふれる、レトロなローグライトFPS」と紹介されている新作インディ・ゲーム『イントゥ・ザ・ピット』もXboxシリーズX/S、PC、クラウド版で配信されている。
また、10月21日には本格格闘ゲーム『ドラゴンボール ファイターズ』のXboxシリーズX/S、Xbox Oneおよびクラウド版がリリースされる。『ドラゴンボール ファイターズ』は漫画やアニメ作品として長年にわたって人気を博してきた鳥山明の『ドラゴンボール』シリーズを原作としており、キャラクター同士の相性などを見極めて戦略を練ることができる「3対3のチーム戦」方式が起用されている。同作品は日本では2018年2月にリリースされており、開発は『ギルティギア』などの作品を制作してきた横浜のアークシステムワークス株式会社が手がけている。このタイトルは近年の『ドラゴンボール』シリーズのゲーム作品の中でも特に高い評価を得ている。
10月21日には他にもアドベンチャーRPG『エコー・ジェネレーション』のXboxシリーズX/S、PC、クラウド版が国内外の「Xboxゲーム・パス」でリリースされるほか、開発中のタイトルがプレイできる「Xboxゲーム・プレビュー」ではスペース・シューティング・ゲームの『エヴァースペース2』が提供される。
さらに、10月29日深夜0時にはマイクロソフトを代表するリアルタイム・ストラテジー・ゲーム『エイジ オブ エンパイア』シリーズから2005年以来の新作となる『エイジ オブ エンパイアIV』がPC向けにリリースされることも明らかとなっている。最新作はリリースと同時に定額サービスでも配信されるほか、単品(税込7,600円)で購入することもできる。
10月29日にはさらに以下の5作品が定額サービスで海外向けに配信される予定となっている。2010年に発売されたアクション・アドベンチャー・ゲーム『アラン・ウェイク』のスピンオフ作品『アメリカン・ナイトメア』は家庭用ゲーム機とPC向けにリリースされ、ポスト・ノワール風探偵アドベンチャー・ゲーム『バックボーン』は家庭用ゲーム機のみで発売される。なお、釣りゲーム『バスマスター・フィッシング 2022』、タイムループ・アドベンチャー・ゲーム『ザ・フォーガットン・シティ』、そして高難度ダンジョン探索アクション・ゲーム『ノンガンズ:ドッペルゲンガー・エディション』の3作品は家庭用ゲーム機、PC、クラウド版でリリースが予定されている。
その他のニュースとして、MMORPG『ワールド・オブ・ウォークラフト』に登場するキャラクターである「『コープス・グラインダー(屍の解体人)』のジョージ」の名前が「アニヒレイター(破壊者)のグレックロア」に変更されていることが話題となっている。元の名前はアメリカのデスメタル・バンド「カンニバル・コープス」のリード・シンガーのニックネームに由来していたが、このアーティストが2007年のインタヴューで同性愛者に対する差別的な発言をしたことが取り上げられため開発元のブリザード・エンターテインメントはキャラクター名を変更したものと見られている。
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