Photo: EA

エレクトロニック・アーツが国際プロサッカー選手会(FIFPRO)とのパートナーシップ契約を更新したことが明らかとなっている。

10月12日に発表されたプレスリリースによると、今回の契約更新は「サッカーの未来への継続的な投資であり、これからもEAスポーツが本格的で最高のサッカー体験を1億5000万人以上のファンにお届けすることを可能にする」もので「長期的なコミットメント」になると説明している。

これによりエレクトロニック・アーツは国際プロサッカー選手会とのライセンス契約の下、数多くのサッカー選手名や肖像画を引き続き使用することができる。また、本契約には「プレミアム・リーグ」や「UEFAチャンピオンズ・リーグ」といった公式リーグやトーナメントの名称の使用権利も含まれている。

「EAスポーツ」ブランドのヴァイス・プレジデントであるデヴィッド・ジャクソンは「EAスポーツのゲーム体験で最も重要視していることの一つは実在する世界最高峰のリーグ、チーム、選手を取り入れることでゲームへの深い没入感を生み出すことです。これが、現実世界とデジタル世界を重ね合わせる秘訣なのです」と述べている。

また、「エレクトロニック・アーツがEAスポーツで世界中のファンに向けて次世代のサッカー体験を作り上げていくにあたり、これからも国際プロサッカー選手会は私たちの大切なパートナーであり続けるでしょう」と述べている。

エレクトロニック・アーツは先週『FIFA』シリーズの名称変更を検討していることを明らかにしているが、デヴィット・ジャクソンが国際サッカー連盟(FIFA)に関して言及しなかったことから、今後の動きが注目されている。

『FIFA 22』は10月1日に発売されており、『NME』のレヴューでは「フィールド上のアクションが大幅に改善されたことで、今まで以上に様々なプレースタイルが楽しめるゲームになっている」と評価され、4つ星が付けられている。

また、「FIFA アルティメット・チーム」モードではアイテム課金についての論争が起こっている。エレクトロニック・アーツのクリス・ブルッゾはインタヴューで「FIFA アルティメット・チーム」パックのガチャは10回のうち9回が無課金で行われていると語っているが、「子どもたちは『FIFA』でゲーム内課金をするべきではない」との考えも浮上している。

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