『ポケットモンスター ソード・シールド』のデータを改ざんした容疑により、日本在住の23歳の男が逮捕されている。
『ポケットモンスター ソード・シールド』のデータ改ざんの容疑で逮捕された男については『朝日新聞』が報じており、フォーラムサイトの「リセットエラ」では同サイトのユーザーである「セレビィ(Serebii)」が翻訳して伝えている。
男は「メッソン」の能力をパソコンを使って改造し、京都市の36歳の男に4400円で売却したとされている。
男はこのデータ改ざんサービスにより2020年11月までの1年間でおよそ115万円の収入を得ていたと見られている。
改ざんしたゲーム・データの売買は2019年の不正競争防止法の改正以降、規制の対象となっており、規制対象にはデータを改ざんするツールの提供、メーカーの許可を得ないプロダクト・キー(ライセンス・キー)の販売、改ざんしたゲームデータやゲーム機の販売などが当てはまる。
ポケモンカンパニーは先日、『ポケットモンスター ソード・シールド』で不正行為を行ったユーザーにより厳しい対応を行うことを発表していた。
不正行為を行ったプレイヤーはインターネットプレイや『Pokémon HOME』での交換機能が利用できなくなる。
また、同社は『ポケットモンスター』を改造データでプレイしている事が判明した場合、アプリへのアクセスがすべて取り消されることもあると発表している。
ポケモンカンパニーは声明の中で「ユーザーのみなさまに安心してお楽しみいただけるよう、当社では定期的に監視を行い、不正行為・迷惑行為への対応を継続的に取り組んでまいります」と述べている。
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