コールオブデューティ：ヴァンガード、「キャンペーンモード」でプレイ可能なキャラクターを紹介する最新トレイラー動画が公開

Photo: Activision

『コールオブデューティ』シリーズの最新作『コールオブデューティ：ヴァンガード』の「キャンペーンモード」の世界観とプレイ可能な「英雄」たちを紹介する新たなトレイラー動画が公開されている。

今回新たに公開されたトレイラー動画にはシングル・プレイ専用の「キャンペーンモード」のロケーションとしてトンガ作戦の舞台となったフランスの他、ソロモン諸島、スターリングラード、北アフリカなどが登場している。また、「キャンペーンモード」の主人公となる4人の「英雄」たちとその他の重要な登場人物が紹介されている。『コールオブデューティ：ヴァンガード』は11月5日にプレイステーション4、プレイステーション5、Xbox One、XboxシリーズX/S、PC版の世界同時発売を予定している。

今回の動画では「英雄」の1人として「アーサー・キングスリー」軍曹が登場しており、第二次世界大戦中に設立されたイギリスの秘密組織「SOE（特殊作戦執行部）」により結成された特殊部隊「SOTF（特殊作戦タスクフォース）」に所属していることが明かされている。「SOTF」のメンバーは第二次世界大戦の全戦域で遂行される極秘ミッションに向けて世界中から精選された優秀な人員で構成されており、同キャラクターは「001番」、つまりリーダーとして特殊部隊を率いているという。

「アーサー・キングスリー」軍曹は他の3人の「英雄」であり「型破り」な「SOTF」メンバーたちについても紹介しており、イギリスとオーストラリアの陸軍に所属している「ルーカス・リグス」上等兵は「爆破の専門家」であると説明されている。また、アメリカ海軍に所属している「ウェイド・ジャクソン」中尉は中のエースパイロットで「特に空では誰よりも危険な存在だった」と語られている。

さらに、旧ソビエト軍のポリーナ・ペトロヴァ中尉については「ロシアでも最高のスナイパー」と称賛されながらも、この「英雄」の目的は復讐であることを示唆している。そのほかの登場人物として紹介されている「リチャード・ウェッブ」軍曹は「アーサー・キングスリー」軍曹の「右腕」として信頼を寄せられていることが動画で確認できる。

今回のトレイラー動画には、最新作でメインの敵対キャラクターとなるナチス親衛隊の上級大将「ヘルマン・ヴェンツェル・フライジンガー」も登場している。動画では、ヒトラーが支配していた「第三帝国」と呼ばれていたドイツの衰退を見計らって、同キャラクターが「第四帝国」を築いて自身が覇権を握る構想を抱いていることが明らかにされている。プレイヤーたちは「第四帝国」の誕生を阻止するべくシングル・プレイで奮闘することになる。「ヘルマン・ヴェンツェル・フライジンガー」の「第四帝国」構想は「フェニックス計画」と呼ばれており、ゲーム内の第二次世界大戦の最中に秘密裏に実行が企てられている。

最新作の『コールオブデューティ：ヴァンガード』は事前予約をすることで様々な特典が入手可能となっており、プレイヤーは「スタンダード版」、「クロスジェン・バンドル」、「アルティメット版」のいずれかのエディションのデジタル版を各プラットフォームで予約すると、『コールオブデューティブラックオプスコールドウォー』と『コールオブデューティ：ウォーゾーン』の2作品で「アーサー・キングスリー」軍曹をアンロックできるほか、サブマシンガンの武器設計図「ナイト・レイド」も獲得できる。

『コールオブデューティ』シリーズでは、2019年に発売された『コールオブデューティ4：モダン・ウォーフェア』の開発元であるインフィニティ・ウォード社が同作の続編制作に向けてテキサス州オースティンに新スタジオを開設することを先日発表している。オースティンの新スタジオはカリフォルニア州ロサンゼルス、ポーランド、メキシコに存在する既存の開発チームに加わる新たな拠点になるという。同社は公式ツイッター・アカウントで今回の発表を行うとともに、新スタジオでは現在すべての職種で採用活動が行われていることも明らかにしている。

その他のニュースとして、エピック・ゲームズがアップル社を提訴していた「独占禁止法訴訟」の一審判決が9月10日にカリフォルニア州北部地区連邦地方裁判所から下されていた件について、アップル社は10月8日に「アップ・ストア」での一部慣行の変更命令を保留するよう裁判所に求めたほか、上訴することを明らかにしている。一方、エピック・ゲームズもアップル社が独占禁止法に違反していないと結論づけた一審判決を不服としており、控訴している。