Photo: Battlestate Games

ハードコアFPS『エスケープ・フロム・タルコフ』の最新アップデート「0.12.11.5」のパッチノートが公式サイトで公開されており、ゲームの修正内容のほか、今後予定されているゲームの変更点についても明らかとなっている。

開発元のバトルステイト・ゲームズは『エスケープ・フロム・タルコフ』のバグを修正してゲーム全体に調整を加える「アップデート0.12.11.5」のパッチノートを公開している。

「アップデート0.12.11.5」では「レイド終了後に消費されるRAMの量が減少」され、レイドの参加時にゲームのロード時間も短縮されるなど、複数の調整が適用されるという。

また、ゲームの設定画面では「ハイドアウト(隠れ家)の事前読み込みを有効化」という新たなオプションが追加されている。このオプションを有効にするとゲーム内で「ハイドアウト」があらかじめロードされるようになり、オプションを無効にするとメインメニューのロード時間が短縮されるようになる。

さらに、最新アップデートではすべての武器に「1発ごとの発射速度の最大値のパラメータ」が追加されるという。このパラメータは武器ごとに異なり、一部のプレイヤーがマクロを使用して武器の発射速度を不正に上げるチート行為への対策が強化されることになる。

ゲームプレイに関しては「スタッシュ(アイテム箱)」や「インベントリ」のメニュー画面でクラッシュやフリーズが発生しにくくなるように複数のロジックが変更されている。

また、今回のパッチノートではパフォーマンスの大幅な改善に加えて、今後配信されるコンテンツについても予告されている。バトルステイト・ゲームズによれば、「アップデート0.12.11.5」ではすべてのAIキャラクター(スカブ、レイダー、ボス)が新たな「技術プラットフォーム」に移行されているという。これにより、AIユニットがゲーム内でより複雑な行動を取ることができるようになり、将来的には1回のレイドに登場する「スカブ」の数を増やせることも可能になっているという。

さらに、開発チームは「クエスト・システムのエンジンを一から再設計」したため、「将来的には多彩で魅力的なクエストが制作しやすく」なるほか、プレイヤーがクエストをプレイするときの安定性が向上していると発表している。

なお、ゲーム内の懐中電灯の光が壁を通過してしまうバグや、工場長でありボスの「タギラ」が貯水タンクにはまって出られなくなるバグなども修正されている。

その他のニュースとして、『ジ・エルダー・スクロールズ V:スカイリム』に登場する「ファルクリース」の陰鬱な街並みを一新するMODが、MOD配信サイト『ネクサス・モッズ』でダウンロードできるようになっている。

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