Photo: Guerrilla Games

ショーン・レイデンがプレイステーション専用タイトルをPC向けにリリースするようになった理由について語っている。彼はかつてソニー・インタラクティブ・エンタテインメント・アメリカで社長兼最高経営責任者を務めていた。

ツイッター・ユーザー「Zimms804」のツイートによると、ショーン・レイデンはYouTubeチャンネル『ワッツアップ・プレイステーション』に出演して、「プレイステーション専用タイトルをPC向けに移植するアイデアは、ソニーを離れる前から考えていたことでした」と語っている。なお、ショーン・レイデンはブルームバーグのインタヴューで2019年にソニー・インタラクティブ・エンタテインメントを去った理由は燃え尽き症候群を避けるためだったと明かしている。

彼は「より多くの人にプレイステーションの世界を体験してもらいたい」という考えから、『ホライゾン ゼロ・ドーン』などの注目度の高いプレイステーション専用タイトルをPC版でもリリースするようにしたと述べている。

「私がソニーに在籍していた時の戦略は新たにファンとなってくれそうな人たちの下へ私たちから出向いていくというものでした。彼らの方から私たちのところへは来ることはないからです。彼らの元へ出向いていく必要があるなら、どうしていくのが最善策なのかを考えていました」

「そこで、すでに1年半から2年ほど市場で爆発的な人気を博している私たちの作品をPCプラットフォームに移植してみるのはどうかと考えました」

「プレイステーションの世界で遊んだことのない人たちにも、PC版を通じて私たちが創り出してきた世界を楽しんでもらえることを願っています」

ショーン・レイデンは「技術上の課題はそれほど大きくなく、開発者も自宅でゲームを完成させるために必要な機材を揃えている」ため、PCは移植が「最も簡単なプラットフォーム」だったと述べており、PC版移植に関する決断は容易かったとしている。

その他のニュースとして、アイロン・ゲート・スタジオは『ヴァルヘイム』でアップデート「ハース・アンド・ホーム」の内容を改善する最新パッチを配信している。最新パッチでは、特定の食料アイテムのステータスや戦闘システムの一部に変更が加えられている。

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