Photo: Capcom

ホラー・シューティング・ゲーム『バイオハザード4』のVR版がVRヘッドセットの「オキュラス・クエスト2」向けに10月21日午後11時からリリースされることが明らかとなっている。

このニュースはゲームとエンターテインメントの情報サイト『IGN』の英語版が最新のトレイラー動画とともに紹介している。『バイオハザード4』のVR版は2005年にゲームキューブ用ソフトとして発売されたオリジナル版をVR用にリメイクした作品となっており、同サイトは今回のVR版について「名作を新たな作品として鮮やかに甦らせた」もので「ゲームが新作同然に感じられるようになっています」と報じている。

VR版はフル・モーションの動作とテレポートの移動の両方に対応しており、なかでもアイテムの管理方法がこれまでとは大きく異なっている。VR版では、プレイヤーが武器やアイテムを実際に取り出すかのような操作が可能となっており、ゲーム内のキャラクターが腰のあたりに身につけているベルトの中から銃を引っ張りだしたり、左肩に装着した回復アイテムを取り出すといった操作がプレイヤーの動きと連動するようになっている。

また、ゲームにこれまでも導入されてきた「謎解き」の要素やゲームのセーブ時に利用するタイプライターなどもVRに対応した非常にインタラクティヴ性の高い操作が可能となっている。英語版『IGN』はこうした操作の様子が分かるゲーム・プレイのデモ動画を公開しており、VR版『バイオハザード4』がかつてない没入感を得られる作品となることが期待されている。

『バイオハザード4』のリリースについては今年初めに「VR版の発売は2023年まで延期」と報じられるなど、これまで様々な憶測が飛び交ってきた。

また、今年5月に発売された『バイオハザード』シリーズの最新作となる『バイオハザード ヴィレッジ』には『バイオハザード4』でお馴染みの武器商人のセリフが登場することが話題となっていた。今回VR版が発売されることにより、「オキュラス・クエスト2」のユーザーは名作『バイオハザード4』を新たな感覚で楽しむことができるようになる。

その他のニュースとして、アメリカのゲーム開発会社のノーティードッグ社は『ラスト・オブ・アス・パート・ツー』のマルチ・プレイヤー・モードについて「準備が整い次第」配信すると説明しており、同モードの制作に向けてさらなる人材の確保を計画しているという。

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