『マインクラフト』シリーズの開発元であるモージャン・スタジオが同シリーズの世界観を共有した2つの完全新作タイトルに着手していると報じられている。
マイクロソフト関連の情報サイト『ウィンドウズ・セントラル』によると、モージャン・スタジオは2つの完全新作タイトルの開発に積極的に取り組んでいるとされているが、その詳細はまだ明らかになっていない。
同サイトのシニア・エディターを務めるジェズ・コーデンは「ひとつだけ確実に言えるのは『マインクラフト』シリーズの作品が増えるということです」と述べている。「信頼できる情報筋によれば、モージャン・スタジオには『マインクラフト』や『マインクラフト ダンジョンズ』とは異なる完全新規プロジェクトが2つ以上あるとのことですが、それらのゲームが具体的にどのようなものかについては(現時点では)明らかにされていません」
一方で、モージャン・スタジオは完全新作タイトルのヒントとなる情報を既に提供している可能性がある。『マインクラフト』の公式インスタグラム・アカウントではここ数ヶ月の間にオリジナル版の『マインクラフト』をレトロ・ゲーム風にアレンジした可愛らしいアニメーション・クリップがいくつか公開されている。
インスタグラムに投稿されたレトロ・ゲーム風の作品の映像は『マインクラフト』シリーズの世界観を共有した新作ゲームの登場を示唆しているとも考えられている。今回の報道が正しければ『マインクラフト』シリーズからまったく新しいゲームが登場することになる。
マイクロソフトは2011年にリリースされた大ヒット作品『マインクラフト』を開発したモージャン・スタジオを2014年に25億ドル(約2760億円)で買収している。マイクロソフトは同シリーズから新規タイトルをリリースすることで採算を合わせる方針を取っているとする見方もある。
『マインクラフト』は2020年5月に誕生11周年を迎え、累計販売数は2億本を超えており、月間アクティヴ・プレイヤー数も1億2600万人以上を記録していることが発表されている。こうした記録はマイクロソフトにとってシリーズのタイトル数を増やして収益の増加を狙う大きな追い風になっている。今回の『ウィンドウズ・セントラル』で言及された情報について、その真偽はまだ明らかになっていない。
その他のニュースとして、極寒の地を生き抜くサバイバル・ゲーム『ザ・ロング・ダーク』のストーリー・モードの第4エピソードが10月6日に配信されることが発表されている。今回の配信は前回の第3エピソードの配信から約2年後のこととなる。
また、『コール オブ デューティ ヴァンガード』の開発元は先日実施されたオープン・ベータ・テストでのプレイヤーたちからのフィードバックを受けて、本作に登場する「軍用犬」を弱体化させることを発表している。
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