アメリカのゲーム開発会社であるデジタル・イクリプス社が対戦格闘ゲーム『マーベル VS カプコン 2:ニュー・エイジ・オブ・ヒーローズ』のリマスター版の制作に向けてディズニーとカプコンの両社と「協議を始めた」と報じられている。
デジタル・イクリプス社の責任者であるマイク・ミカはYouTubeチャンネル『ゲーマーハブTV』のインタヴューで『マーベル VS カプコン 2:ニュー・エイジ・オブ・ヒーローズ』のリマスター版についてファンたちが行った同作の復刻を呼びかける「#FreeMvC2キャンペーン」が影響していることを明かしている。
「リマスター版を望むファンからの声は信じられないほど多く、ディズニーもカプコンもそれをはっきりと認識しています。現在、私たちはリマスター版の制作について議論を始めており、どこまでできるのかを検討しているところです」
『VGC』によると、マイク・ミカはデジタル・イクリプス社が実施したクラウドファンディングで投資家たちに復刻して欲しい作品について尋ねたところ、最も多くの要望が寄せられた作品の1つが『マーベル VS カプコン 2:ニュー・エイジ・オブ・ヒーローズ』だったと述べている。「何が起きているのかよく分かりませんでした。『#FreeMvC2』のタグを使って選別しなければ、自分宛ての他のメールやツイッターのダイレクト・メッセージを読むことができないほど『マーベル VS カプコン 2:ニュー・エイジ・オブ・ヒーローズ』に関するメッセージが何百通も届いていました。素晴らしいことなんですが、驚きを隠せませんでした」
また、現状についても次のように述べている。「最終的に決めるのは私たちではありません。本作は2つの大企業が携わっており、それぞれにリマスター版の制作に関して賛否の理由があると思いますが、私たちはそれに関与できません。ですから、私たちは両社にとって可能な限り最高の案を用意して彼らが興味を示してくれるように取り組むしかないのです」
先日、俳優のマイケル・B・ジョーダンは『マーベル VS カプコン 2:ニュー・エイジ・オブ・ヒーローズ』の大ファンであると述べ、自身のインスタグラム・アカウントに「プレイステーションは発売当初からプレイしているけど、どんどん良いものになっているね。ゲーム・プレイもグラフィックスも最高。『マーベル VS カプコン 2:ニュー・エイジ・オブ・ヒーローズ』をプレイステーション5で復活させる方法を考えないと」と投稿している。
その他のニュースとして、株式会社ポケモンはポケモン・カードゲームの新たなデジタル版となる『ポケモン・トレーディング・カード・ゲーム・ライブ』をPCとスマートフォンでリリースすることを発表している。
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