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プロフェッショナル・ゲーマーズ・リーグの最高経営責任者であるシルヴィウ・ストロイエは、2022年に開催される同社のeスポーツ大会の参加者全員に新型コロナのワクチン接種を義務付ける方針であることを明らかにしている。

シルヴィウ・ストロイエは自身の公式ツイッター・アカウントで次のようにツイートしている。「地域の会場での大規模なイベントを復活させる唯一の方法は、参加するプレイヤー、ゲスト、観客の皆さんにワクチン接種を義務付けることだと確信しています。ワクチン接種は当社が2022年に主催する全てのeスポーツ大会への参加条件になる予定です」

プロフェッショナル・ゲーマーズ・リーグはこれまでに『ハースストーン』、『FIFA 2020』、『エーペックスレジェンズ』、『クエイク』などのゲームの大会を主催しているが、2022年の大会のスケジュールについてはまだ発表されていない。

シルヴィウ・ストロイエは10月26日から11月7日にかけて予定されているファースト・パーソンシューティングの『カウンターストライク:グローバルオフェンシブ』の大会の開催について「『プロフェッショナル・ゲーマーズ・リーグ メジャー ストックホルム 2021』はスウェーデン政府の方針に従って開催されるため、ワクチン接種の必要はありません」とツイッターで発表している。

また、別のツイートでは「ただし、満員の観客が予想されるこの大規模なイベントに参加する前に、参加者全員がワクチンを接種することを強く推奨します」と述べている。

ストックホルム大会の観戦チケットは会場の公式サイトで現地時間9月22日より発売開始となっている。本大会の賞金総額は『カウンターストライク:グローバルオフェンシブ』の大会としては過去最高の200万ドル(約2億2千万円)となっている。

一方、ゲーム関連のイベントの中には主催者たちが会場での開催に慎重な姿勢を示しているケースもある。

『マインクラフト』についてはオンライン・イベント「マインクラフト ライヴ」の2回目の開催が10月17日に決定したと先日発表されている。2020年に初開催となった同イベントにおいて、当初は対面形式のイベントとして「マインクラフト・フェスティバル」の開催が予定されていたが、その後オンライン・イベントに変更となっていた。

『マインクラフト』の公式ウェブサイトでは今年の「マインクラフト ライヴ」について、「インターネットを通じて世界中に生配信されます。『マインクラフト』の最新ニュース、コンテンツ・クリエイターやプレショー、また、ゲームに直接影響を与えるファンの皆さんの投票も実施されます」と記載されている。

その他の関連情報として、イギリス最大級の卓上ゲームのイベントであるUKゲームズ・エキスポが入場時および入場後の感染防止対策を実施して7月に開催されている。同イベントはイギリス政府のロックダウン解除を受けて、当初の運営方針が変更されており、入場時には新型コロナウイルスのワクチンを2度接種した上で、検査で陰性であることを示す「国民保健サービスのCOVIDパスポート」の提示が求められており、入場後にはマスクの着用が義務づけられていた。

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