Photo: Bandai Namco

バンダイナムコエンターテインメントのアクションRPG『テイルズ オブ アライズ』のスチーム版が9月10日に発売され、配信2日目で最大同時接続プレイヤー数が過去最多となる6万人を突破し話題となっている。

『テイルズ オブ』シリーズの最新作となる本作は9月9日にプレイステーション4、プレイステーション5、Xbox One、XboxシリーズX/Sで、PC版は9月10日にスチームでそれぞれ発売されている。なかでもスチームで人気を集めており、配信2日目となる9月12日の午後2時台には「最大同時接続プレイヤー数」が6万人を突破している。なお、過去の『テイルズ オブ』シリーズ全作品の「最大同時接続数」を合わせても今回の記録が更に上回っているという。

『テイルズ オブ アライズ』は昨年、新型コロナウイルスの影響により開発が無期限に延期されることが発表されていた。

英語版『NME』は本作を「5つ星のうち4つ星」と評価しており、レヴューでは「過去の数年間にリリースされたJRPGの中でも最高峰の1つと言える『テイルズ オブ アライズ』ですが、ゲームの序盤の展開については完璧とは言えないでしょう。しかし、エキサイティングな戦闘や効率的なプレイをサポートする各種機能を考慮すれば、序盤の部分はさほど気にならないでしょう」と紹介されている。

また、「本作は過去の『テイルズ オブ』シリーズ作品に比べてはるかにダークなテーマを扱っており、奴隷制やファシズムといった要素が物語に登場しています。プレイ面においてはJRPGへの期待を良い意味で裏切るアクション性に富んだプレイを楽しむことができます。また、『テイルズ オブ アライズ』は従来よりも躍動感のある作品となっており、『テイルズ オブ』シリーズの特徴でもある『スキット』も進化しています」と続いている。

さらに、『NME』は次のように評している。「『スキット』はゲームの特定の条件下でアンロックすると発生するキャラクター同士の会話場面となっており、プレイヤーはキャラクター同士の相関性についての理解を深めることができます。『スキット』は物語の補完的な要素ではありますが、追求する価値があり、最新作ではよりダイナミックに進化しています。また、より洗練された描写が楽しめるようになっており、従来の作品で見られるテキストボックスの『スキット』よりも活き活きとした内容となっています。こうしたポジディヴな要素は何もかもが淡々として陰鬱な冒頭の数分間とはまったく異なり、本作をプレイし続ける価値があることを見事に証明しています」

その他のニュースとして、『ライフ・イズ・ストレンジ:トゥルー・カラーズ』がスチームで低評価であることが話題となっている。低評価の大半は中国のユーザーから寄せられており、ゲーム内にチベット亡命政府の国旗である「雪山獅子旗」が登場していることを批判しているものとみられている。

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