アトラスはNintendo Switch専用のRPGゲーム『真・女神転生V』の新たなトレイラー動画を公開している。
これまでの『真・女神転生』シリーズでは終末を迎えた世界を舞台に悪魔の姿と力を手に入れた主人公が悪魔を仲間に敵を退けていく姿が描かれてきた。
今回公開された新しいトレイラー動画では過去作品の『真・女神転生III ノクターン』のように、禁忌の力を得て「ナホビノ」と呼ばれる「禁断の存在」となった主人公に焦点が当てられている。
A blasphemous being, neither human nor demon. A Nahobino.
Harness forbidden power and create your own destiny in Shin Megami Tensei V, available November 12, 2021. pic.twitter.com/h79QcSiXxF
— Official ATLUS West (@Atlus_West) September 8, 2021
「人間でも悪魔でもない」と説明される「ナホビノ」は、これまでの予告編でも青く長い髪の姿で登場していたが、説明はほとんどされてこなかった。最新のトレイラー動画では「ナホビノ」の過去が明らかにされている。
『真・女神転生V』の主人公は現代の東京に住む高校生で終末の荒地・ダアトで目を覚ます。そこで突如として現れた「アオガミ」と呼ばれる謎の男と出会うことになる。主人公は血に飢えた悪魔たちが住む危険なこの世界を生き抜くために、アオガミと融合してナホビノとなり、新たな力に目覚めていくことになる。
悪魔との交渉や協力が同シリーズの中核要素となっており、ナホビノは他にもダアトの探索や戦闘で役立つ新たな能力を持っていると見られている。
今回のトレイラー動画では主人公が坂道を猛スピードで走ったり、滑りながら移動する様子が公開されている。さらに、主人公の背後に悪魔が立っている様子が紹介されており、これまでのシリーズで採用されてきたようなランダムなエンカウンターとは異なる手法が導入されていると推測できる。
ナホビノは最大3体の悪魔を召喚して戦うほか、右手から刃物のような武器を出して戦うことができる。『真・女神転生V』では、シリーズ作品と比べて戦闘アニメーションがよりダイナミックになっており、今作でもターン制バトルが採用されているものの、新たに敵の弱点を突くことで連続攻撃が可能になる「プレス・ターン・バトル」システムが導入されている。
『真・女神転生V』はNintendo Switch向けに全世界で11月11日に発売が予定されている。
その他のニュースとしてイギリスのゲーム開発会社であるファイアースプライトがソニー・インタラクティブ・エンタテインメントに買収され、プレイステーション・スタジオの傘下に加わる14番目の開発スタジオとなっている。
今回の発表は9月10日午前5時に予定されていた「プレイステーション・ショーケース」に先立って行われている。
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