Photo: Square Enix

あるプレイヤーが『遊戯王』のデュエルディスクをコントローラーに改造して『ファイナル・ファンタジーXIV』をプレイする過程をSNSでシェアし、話題になっている。

ゲーム開発やコントローラーの改造を行うクリエイター「SuperLouis64」は先月、自身のツイッターで『遊戯王』のデュエルディスクにマウスとキーボードを組み合わせて『ファイナル・ファンタジーXIV』のダンジョンに臨む様子をシェアしており、「実現するまでに数週間掛かったけれど、それだけの時間をかけた甲斐があったよ」と述べている。

また、情報サイト『レディット』のコミュニティ「r/ffxiv」に「SuperLouis64」の新たな動画が投稿されて以来、デュエルディスクを使用した『ファイナル・ファンタジーXIV』で戦闘を行う様子は瞬く間に拡散されている。「SuperLoius64」によれば、デュエルディスクのスロット部分と『遊戯王』カードの表面には電気回路を作ることができる「導電性塗料」が塗布されており、ディスクが『遊戯王』カードに反応して作動するよう改造されている。これにより、ディスクにカードをセットすると、『ファイナル・ファンタジーXIV』ゲーム内で「パーティ(味方)」の対応メンバーの攻撃力を強化することができるという。

https://www.reddit.com/r/ffxiv/comments/pj1uhm/i_modded_a_yugioh_duel_disk_to_play_ast_draw

「SuperLoius64」は「デュエルディスクからカードを引く度に『ファイナル・ファンタジーXIV』のゲーム上でもカードを引く動作が連動するように設定したんだ」と説明しており、「約30秒間のグローバルクールダウン(スキルや魔法を使用したあとにアクションが回復する時間)の間に再びデュエルディスクでカードを引くと、ゲーム内のキャラクターも同様にカードを引くことができる。ディスクのスロット部分は『パーティー』の各メンバーに対応しているから、『遊戯王』カードをスロットに置けば、対応メンバーにバフが掛かるんだ」と続けている。

彼は9月4日にも「『遊戯王』のデュエルディスクを『ファイナル・ファンタジーXIV』のコントローラーにしてみた」というタイトルの動画をYouTubeに投稿しており、動画内ではカードを操るキャラクター「占星術師」としてゲームをプレイしている。今回の「コントローラー改造計画」には周辺機器の改造やカスタムに数週間かけているが、『ファイナル・ファンタジーXIV』のMOD(データ改造)は一切行っていない。

また、高価な『遊戯王』カードに塗料を塗ることに躊躇してしまうプレイヤー向けには「カードの中身を確認してから塗料を塗っていた(から大丈夫)」と語っている。

その他のニュースとして『龍が如く』シリーズのスピンオフ作品『ロスト・ジャッジメント』でプロデューサーを務める細川一毅によると、今後の同シリーズの舞台は海外になる可能性があるという。

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