『ファイナル・ファンタジーXIV』のプロデューサー兼ディレクターであり『ファイナル・ファンタジーXVI』のプロデューサーも兼任している吉田直樹は現在も両作品の制作にきちんと携わっていることを明かしている。
吉田直樹は『ファミ通』のインタヴューで、『ファイナル・ファンタジーXVI』の制作が忙しくて『ファイナル・ファンタジーXIV』の開発には携わっていないのだろうという意見をSNSなどで見かけることについて言及している。
「そんなことはないんです。死に物狂いでやってますので、これからもよろしくおねがいします」
さらに、『ファイナル・ファンタジーXVI』と『ファイナル・ファンタジーXIV』は完成に向かって開発が進んでいることも述べており、ファンにこれからの展開も期待してほしいと語っている。
「いつも最高の作品にするつもりで作ってはいるのですが、『漆黒のヴィランズ』は特にいいゲームとして皆さんにお届けできてよかった……ちょっとだけ、そんな気持ちがあります」
また、『ファイナル・ファンタジーXIV』は最新拡張パッケージ「暁のフィナーレ」で「終わるわけではない」ということも明らかにしている。
吉田直樹はゲームがリリースされた際にはバグやミスが生じる可能性があるともしつつも、開発チームはファンに作品を届けるために最善を尽くしていると述べ、インタヴューの最後は「いずれにしても『ファイナル・ファンタジーXIV』と『ファイナル・ファンタジーXVI』、どちらもキッチリと仕上げていきますので、今後ともよろしくお願いいたします」と締めくくっている。
スクウェア・エニックスは2020年9月に『ファイナル・ファンタジーXVI』を発表しており、キャラクターや設定、ゲーム・プレイを紹介するトレイラー動画も公開しているが、正式な発売日に関してはまだ明らかにしていない。
その他の関連ニュースとして、『ファイナル・ファンタジーⅦ リメイク』のPC版が発売される可能性があると報じられている。
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