Photo: Bandai Namco

ソニー・インタラクティブ・エンタテインメントの定額制サービス「プレイステーション・ナウ」では現地時間9月7日から「9月のラインナップ」が配信されている。

プレイステーションの公式ブログによれば、9月のラインナップとして『ファイナル・ファンタジーVII』が終了日未定で、『鉄拳7』が2022年2月28日までの期間限定で登場しているほか、通常ラインナップとして新たに『キリング・フロア2』、『ムーンライター 店主と勇者の冒険』、『パスファインダー:キングメーカー ディフィニティブ・エディション』、『ウィンドバウンド』の4作品が楽しめるという。

配信中の『ファイナル・ファンタジーVII』は、1997年に発売された初代プレイステーション版『ファイナル・ファンタジーVII インターナショナル』(アメリカ版の要素が追加された逆輸入タイトル)に新たな機能などを追加した完全移植版となっている。発売以来「JRPG」としてファンに愛され続けている本作には「ファイナル・ファンタジー」シリーズの中でも特に印象的な敵キャラクターである「セフィロス」も登場している。本作ではソルジャーの「クラウド」が環境保護を名目に掲げる過激派組織「アバランチ」と共に悪の企業である「新羅カンパニー」に立ち向かう。

『鉄拳 7』は3D対戦型格闘ゲームとなっており、三島平八と一八の親子をはじめとする三島家の因縁の結末を描いた「メインストーリー」のほか、臨場感のあるバトルが組み込まれたさまざまな内容の「キャラクターストーリー」も用意されている。また、対戦モードはオンラインとオフラインの両方で楽しむことができる。

『キリング・フロア2』は協力型ファーストパーソン・シューティング・ゲームとなっており、プレイヤーは最大6人でチームを組んで改造人間を倒すことになる。だが、同タイトルならびに開発元であるトリップワイヤー社を巡っては、現在プレイヤーや協力会社がボイコットを行っている。これは妊娠6週目以降の中絶を禁じるテキサス州の中絶禁止法について、同社の代表取締役であるジョン・ギブソンが「(米最高裁が同法の存続を認めたことを)誇りに思う」とツイートしたことに端を発している。

『ウィンドバウンド』は、オーストラリアのインディー・ゲーム開発会社「ファイヴ・ライヴズ・ストゥディオズ」が手掛けるサバイバル・アドベンチャー・ゲームとなっている。プレイヤーは不思議な楽園に漂着した戦士「カーラ」になりきり、美しい島で道具や武器などの豊富な資源を利用して自然から身を守り、島の謎を解き明かして故郷へ帰る道のりを探し出すことになる。

『ムーンライター 店主と勇者の冒険』はポーランドのインディー・ゲーム開発会社「テヨン」が制作したローグライク・アクションRPGとなっており、主人公の「ウィル」が昼は店主、夜は勇者の「ムーンライター(ダブルワーカー)」としてダンジョンに挑み、ダンジョンで獲得したアイテムを自分の店で売りながら「リノカ」の村の活気を取り戻そうと奮闘する。

『パスファインダー:キングメーカー ディフィニティブ・エディション』はロシアの「アウルキャット・ゲームズ」が手がけており、テーブルトークRPGとして知られている『パスファインダー』のシステムと設定を基に制作された王道のRPGとなっている。プレイヤーは盗賊を止めるために雇われた傭兵の1人として旅を始め、「独自の主張や世界観を持った、個性豊なキャラクターたち」と出会って仲間を作ることになる。最終的には新たに建国された国を統治する機会が与えられ、プレイヤーは荒野の中に自分の王国を作ることができるという。

その他のニュースとして、フランス出身のジュリアン・ティエノーが制作した『クッキー・クリッカー』が9月1日からスチームで配信されており、人気タイトルの『ロケットリーグ』や『レインボーシックス シージ』などを凌いで「現在最もプレイヤー数が多いゲーム」の1つとしてランクインしていることが話題になっている。

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