Photo: Sony Interactive Entertainment

ショーン・レイデンは『ブルームバーグ』のインタヴューに対して、プレイステーション5のゲーム制作には2億ドル(約220億円)の費用がかかるという見解を明らかにしている。彼はソニー・インタラクティブ・エンタテインメント・アメリカの元社長兼最高経営責任者であり、ソニー・インタラクティブ・エンタテインメント・ワールドワイド・スタジオのチェアマンも務めていた。

『ブルームバーグ』のインタビューで彼は次世代機が登場するたびに2倍の制作費がかかっており、プレイステーション4では1億ドル(約110億円)にも達していると説明している。「仮にゲームの制作費の上昇を止められないとしても、私たちはそれを抑える努力をするしかありません。そうすれば、これからもゲーム制作を続けていくことができるでしょう」

また、ショーン・レイデンは高額な制作費をかけてゲーム開発をした結果が『コール オブ デューティー』や『マッデン NFL 21』のような新鮮味のない年次リリース作品の登場であるとも述べ、「年次リリース作品や流行りのジャンルにばかり目を向けていると、ゲームの種類が3、4種類だけになってしまい多様性が失われてしまうでしょう」と続けている。

一方、彼はソニー・インタラクティブ・エンタテインメント在籍時に「素晴らしいゲーム・プレイとはどういったものかを世界に示すことに貢献してきました」と語っており、多種多様なゲーム制作を促進するための目標についても述べている。

同インタヴューではソニー・インタラクティブ・エンタテインメントを去った理由が燃え尽き症候群を避けるためだったことも明らかにしている。以前にはAAAタイトルの開発は持続不可能であるとも述べていた。ショー・レイデンはこれまでに『ホライゾン ゼロ・ドーン』や『ゴッド・オブ・ウォー』など、最も高い評価を受けたプレイステーション向け作品をいくつか手掛けており、「このタイミングでトップの座から降りて、次の世代の人たちにプレイステーション5の市場に携わってもらうのが良いと思いました」と語っている。

その他の関連ニュースとして9月10日に放送が予定されている「プレイステーション・ショーケース 2021」について「プレイステーション5の未来をご紹介します」と説明されており、約40分にわたる放送の中で多くの新作に関する情報が発表されると見られている。

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