『ソニックカラーズ:アルティメット』のバグやクラッシュなどの様子を撮影した動画がツイッター上で公開されている。不具合は主にNintendo Switch版で発生していると見られている。
『ソニックカラーズ:アルティメット』の正式な発売日は日本では9月9日となっており、「デジタルデラックス・エディション」の事前予約者は特典として発売日の3日前から本編をプレイできるようになっていた。
ところが『ユーロゲーマー』の報道によると、「デジタルデラックス・エディション」のNintendo Switch版の購入者の間では衝撃が走っているという。購入した多くのプレイヤーたちからゲーム内でアセット(アイテムなど)が消失したり、「ソニック」がステージをすり抜けて落ちてしまうといった奇妙な不具合やバグを体験したことがツイッターに投稿されている。
This game costs money…. #NintendoSwitch pic.twitter.com/uiSxZl6Fug
— MiN (@MiNado_Meta) September 3, 2021
Sonic colors ultimate is a port. pic.twitter.com/mQDt5oZyLA
— Sanic123 (@SSanic123) September 3, 2021
なかには”光過敏てんかん発作”を起こす可能性のある動画になっていることを警告しながら、ゲーム内の映像が著しく乱れている様子を紹介しているツイートもある。同様の不具合は『ソニック』シリーズの生みの親である中裕司が手掛けた3Dアクション・ゲーム『バランワンダーワールド』でも発生していたが、同タイトルの場合は発売日の当日中にパッチが配信され、不具合が修正されていた。
Yeah, no
Sonic Colors Ultimate is objectively the most broken Sonic game ever made, not even Boom or 06 was this bad.#SonicColorsUltimate #SonicColoursUltimate #SCU pic.twitter.com/y1CkYx0Tca
— DREAM$OUL ᴹ♚ᴶ (Bday in 21 Days!!!🥳🥳) (@RnB_DREAMSOUL) September 4, 2021
また、ツイッター・ユーザーの「DREAM$OUL」は『ソニックカラーズ:アルティメット』を「ソニック・シリーズのゲームの中で最も欠陥の多いゲーム」と評価し、シリーズの作品としては最も不具合が多いとされてきた2006年発売の『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』や2014年に発売された『ソニックトゥーン 太古の秘宝/アイランドアドベンチャー』よりも、さらに不具合が多いと述べている。
『ソニックカラーズ:アルティメット』はセガが2010年にWii(およびニンテンドーDS)向けに発売した3Dアクションゲーム『ソニックカラーズ』の完全リマスター版となっており、多くの最新技術や機能が導入されている。しかし、『ニンテンドーライフ』のレヴューではNintendo Switch版について次のように紹介されている。「リマスター版というより、Wiiのオリジナル版を改善した移植版のように感じられる。Nintendo Switch版ではその他のゲーム機向けとは異なりフレームレートが最大30FPSとなっており、グラフィックスの改善も少ないと感じられる」
セガが9月7日の正式発売前に『ソニックカラーズ:アルティメット』向けのパッチを配信するかどうかについてはまだ発表されていない。
その他のニュースとして時代劇アクション・アドベンチャー・ゲーム『ゴースト・オブ・ツシマ』ではプレイステーション4および5向けに『ゴースト・オブ・ツシマ ディレクターズカット』が8月20日に発売されたほか、オリジナル版の最新アップデートではゲーム内で狐を撫でるモーションが追加されたことが話題となっている。
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