Photo: CD Projekt RED

CDプロジェクト・レッドの最高経営責任者であるアダム・キチンスキは開発チームの約4分の1にあたる160名のスタッフが『サイバーパンク2077』の拡張コンテンツの制作に取り組んでいることを明らかにしている。

『VGC』によると、同社は2021年上半期の決算報告会で『サイバーパンク2077』の拡張コンテンツの開発について発表している。アダム・キチンスキは拡張コンテンツの計画に関して「できる限り『サイバーパンク2077』を改良し続けます」と述べている。

また「現在、160人の開発スタッフが『サイバーパンク2077』の拡張コンテンツの制作に取り組んでおり、さらに約70人のスタッフが未発表のプロジェクトに携わっています」と報告している。

決算報告会の後半には拡張コンテンツに関する詳細についての質問も出たが、ビジネス開発部門のシニア・ヴァイス・プレジデントであるミハーウ・ノヴァコフスキは何も発表できる段階ではないとして次のように述べている。

「現在、拡張コンテンツは開発中ですが、具体的な配信日についてはまだお答えできません。配信の準備が整うまではリリース日に関して言及しないようにしており、その方針に則りたいと思います」

また、アダム・キチンスキは次世代機向け『サイバーパンク2077』の発売は2021年となることを改めて発表している一方で、「この1年間で得た教訓」にして「開発スケジュールの変更がないとは断言できない」としている。

8月23日、『サイバーパンク2077』の最新パッチのデータが解析されて、マルチプレイヤー対応と2つの追加拡張コンテンツが予定されていることが明らかになっている。

さらに8月30日、CDプロジェクト・レッドは『サイバーパンク2077』や『ウィッチャー3 ワイルドハント』のMODツール「ヴォルヴェンキット」の制作者たちを採用しており、「彼らは『サイバーパンク2077』のバックエンドやMODサポートに関するさまざまなプロジェクトに携わることになります」と発表している。

その他のニュースとして、パラドックス・インタラクティヴの最高経営責任者であるエバ・リュンゲルードは「今後の同社の戦略についての見解の相違」を理由に辞任することが明らかになっている。同社では8月25日にチーフ・マーケティング・オフィサーが辞任したばかりで、1週間のうちに2人の幹部が同社を去ったことになる。

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