情報サイト『レディット』で開設されている大規模なコミュニティの1つである『ポケモンGO』コミュニティ「r/pokemongo」が「新型コロナ感染拡大の誤った情報に対する抗議活動」の一環として現在「非公開」となっていることが話題になっている。
コミュニティ名「r/pokemongo」は現在「非公開」に設定されており、コミュニティのメンバーしかアクセスできない状態となっている。ページのトップには次のようなメッセージが掲載されている。「新型コロナウイルスに関する虚偽の情報で溢れる一部のコミュニティの運用が停止されるまでは非公開の状態を維持します」
また「(ポケモンGOは)他のプレイヤーと一緒に屋外でプレイするゲームなので、新型コロナウイルスに大きな影響を受けることになります」と述べており、新型コロナウイルスに関する誤った情報を拡散している一部のコミュニティに対してレディットが十分な対応をしなかったことへの抗議であると表明している。
一連の抗議活動では、「ノー・ニュー・ノーマル」をはじめとするレディットのコミュニティが名指しされている。「ノー・ニュー・ノーマル」は現在レディットによって「隔離措置」が取られているものの、コミュニティの削除には至っていない。
レディットでは「非常に攻撃的またはユーザーを動揺させる」内容のコミュニティや「明らかに嘘と分かるような情報を拡散する」コミュニティに対しては隔離措置を取ることがある。こうした隔離されたコミュニティを閲覧する場合はユーザーには事前にそのような情報が表示されることが通知され、同意することが求められる。
「r/pokemongo」のコミュニティがこうした抗議活動を行うのは今回が初めてではない。今月の初めには「『ポケストップ』と『ジム』へのアクセス可能な距離」の設定を現在の80メートルから新型コロナウイルス感染拡大前の40メートルに戻すことについて、開発元のナイアンティック社の回答は「全くもって不十分」だと主張していた。同コミュニティからのフィードバックを受け、ナイアンティック社は先週の8月26日に「アクセス可能な距離」の半径を恒久的に80mとすることを発表している。
その他のニュースとしてオープンワールドRPG『ディスコ・エリジウム』のファイナルカット版がXboxとNintendo Switch向けに「18歳以上」の年齢指定を受けたことが明らかになっており、近々これらのプラットフォームで楽しめるのではないかと話題になっている。
『ディスコ・エリジウム』のファイナルカット版では声優陣が刷新されたほか、新たな「政治ビジョンクエスト」やより多くの「リヴァショル」市民との出会い、追加のエリアを探索できるようになっている。
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