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ジャパニーズ・ブレックファストが9月23日に発売が予定されているアクション・アドベンチャー・ゲーム『セーブル』のサウンド・トラックとして提供した新曲“Glider”を公開している。ジャパニーズ・ブレックファストはフィラデルフィアを拠点に活動するミュージシャンのミシェル・ザウナーによるミュージック・プロジェクトとなっている。

新曲“Glider”は8月27日にジャパニーズ・ブレックファストのYouTube公式チャンネルで公開されており、幻想的な雰囲気の楽曲となっている。

新曲の制作に関してミシェル・ザウナーは映画音楽の分野で巨匠として知られる作曲家のアラン・メンケンと久石譲の2人から多大なインスピレーションを受けたことをイギリスのニュースサイト『アップロックス(Uproxx)』のインタヴューで明かしている。

また、今回の楽曲提供について「開発元のシェッドワークスのダニエル・ファインバーグとグレゴリオス・キースレオティスが早い段階で『セーブル』の制作に参加させてくれたことは、非常に運が良かったと思います」と述べている。

「私は彼らが作り上げた世界に瞬く間に魅了されました。自然や建築物の不思議な魅力に満ちた砂漠が広がる惑星で、一人の少女が冒険を通じて成長していく物語が素敵です。この世界ではそれぞれの地形や生態系が独特なことに注目して、曲作りに反映しました」

ジャパニーズ・ブレックファーストの新曲“Glider”の試聴はこちらから。

ミシェル・ザウナーは今年6月にも『セーブル』のサウンドトラックとして楽曲“Better The Mask”を公開している。

『NME』はこの曲について、「感動的な弦楽器の演奏と明るいグランドピアノの音に心を揺さぶられ、オペラのようにじわじわと高揚感が高まっていくような曲です。『セーブル』のテーマにピッタリの旋律です」と報じている。

Xboxストアの『セーブル』の概要ページには「印象的なオープンワールドの砂漠を探索し、長きにわたって忘れ去られていた謎解と少女の本当の姿を明かしていく成長物語」と紹介されている。

シェドワークスが開発を手掛け、スウェーデンのインディ・ゲーム販売会社であるロー・フリー社から発売される『セーブル』はXboxシリーズX/S、Xbox One、PCで9月23日に発売予定となっている。サウンドトラックはすべてミシェル・ザウナー自身が作曲して、演奏している。また、イギリスのニュースサイト『アップロックス』のインタヴューではサウンド・トラックのうち3曲だけ歌詞があることを明らかにしている。

ミシェル・ザウナーは次のように語っている。「(全楽曲のうち)歌詞のある曲が3曲しかないというところが普段の楽曲作りとはまったく雰囲気が違います。今回の作曲では個人の感覚とは違ったところからアプローチする必要がありました。普遍的で誰もが共感できる楽曲を制作しなければなりませんでしたし、聴く人がゲームの中の世界にいるような感覚を味わえる必要がありました」

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