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韓国で物議を醸していた未成年のゲーム・プレイ時間を規制する「シャットダウン法」が廃止される方針であることが発表されている。

「シャットダウン法」は未成年が夜通しオンライン・ゲームをプレイすることを防ぐために2011年に導入されており、午前0時を境にゲームがプレイできなくなることから「シンデレラ法」とも呼ばれている。

この法律により16歳未満のプレイヤーは午前0時から早朝の午前6時までの間オンライン・ゲームをプレイすることが禁止されている。

「シャットダウン法」は導入されて以降、反発も多く物議を醸していた。また、同法の影響を受けて、『マインクラフト』のようなオンライン・マルチプレイが可能なゲームにも年齢制限が設けられている。通常『マインクラフト』は12歳以上が対象となっているが、Xboxライヴが韓国向けのサービスに年齢制限を設け、19歳未満のアカウントを「子供用アカウント」と設定(韓国では19歳未満を「青少年」と定義している)した結果、『マインクラフト』が19歳以上しかプレイできない状況となっていた。

これを受けて同法への批判が高まり、韓国政府に対して「シャットダウン法」の撤廃を求める署名活動が行われ、12万を超える数の署名が集まっている。

韓国政府公式の歎願システムには「この法律は想像力を育み子どもでも楽しめるとして知られるゲーム『マインクラフト』にも適用されました。韓国は『マインクラフト』でさえ成人向けのゲームとして扱われてしまう、唯一のゲーム市場になってしまうでしょう」と記載されている。

韓国の報道によると、文化体育観光部と女性家族部は「青少年の権利を尊重する」ことを理由に「シャットダウン法」を廃止する方針であると発表している。

文化体育観光大臣の黄煕(ファン・ヒ)は「青少年にとってゲームは重要な娯楽であり、大切なコミュニケーション・チャンネルです。代わりに導入される新たな制度よって青少年の権利を尊重しながら、家庭での健全な教育が推進されることを期待しています」と述べている。

今回の廃止に伴い、新たに「ゲーム時間選択」制度が施行され、保護者がゲームのプレイ時間の制限を設定できるようになることも発表されている。

「シャットダウン法」が廃止されることは決定したものの、廃止に向けて改正しなければならない法律が数多く存在するため、正確な廃止日は現時点では明らかになっていない。

その他のニュースとして、ライアットゲームズは『リーグ・オブ・レジェンド』や『ヴァロラント』でプレイヤー同士が交流できる、ディスコードのような新しいアプリ「ライアット・モバイル」を発表している。

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