セガは海外の一部地域で『ソニックカラーズ:アルティメット』のパッケージ版の発売を延期することを発表している。海外向けのデジタル版の発売日は当初の予定通り9月7日(日本では9月9日)になるという。
『ソニックカラーズ:アルティメット』はプレイステーション4、Xbox One、Nintendo Switch向けに海外では9月7日に発売されると発表されていたが、セガはヨーロッパを含む一部の地域でのパッケージ版の発売を延期することをツイッターで8月24日に発表している。延期後の発売日については発表されていない。
セガ・ヨーロッパの公式ツイッター・アカウントは次のように発表している。「物流面で予期せぬ問題が発生したため、『ソニックカラーズ:アルティメット』の通常版とキーホルダー版(海外向けの事前予約版)を含むパッケージ版はオーストラリアとニュージーランドを除くEMEA市場(欧州・中東・アフリカ)で発売が延期されることになりました。なお、対応プラットフォームのデジタル版のリリースに影響はありません。セガはお客様に満足していただけるよう尽力してまいります。今回の発売延期につきまして、ご迷惑をおかけしますことをお詫び申し上げます。詳細は追ってご連絡します」
— SEGA Europe (@SEGA_Europe) August 23, 2021
今後の詳細が発表される時期については現段階では未定となっている。
『ソニックカラーズ:アルティメット』は、セガが2010年にWii(およびニンテンドーDS)向けに発売した3Dアクションゲーム『ソニックカラーズ』の完全リマスター版となる。リマスター版はヴィジュアルがアップグレードされており、60FPSのフレームレートや4K解像度に対応している。また、プレイヤーが操作するソニックが「メタルソニック」と競走して勝利すると報酬をアンロックできる「ライバルラッシュ」という新機能が追加されている。さらに、カスタマイズ用の新オプションも用意されており、プレイヤーはゲーム内ストアで「パーク・トークン」を使用すると、「ブースト」、「オーラ」、「シューズ」、「グローブ」などをアンロックしてソニックをカスタマイズすることができる。
そのほか、ソニックをパワーアップする新ウィスプとして「ジェイド・ゴースト」が登場し、このウィスプのパワーを発動させると壁を通り抜けるアクションが可能になる。ソニックがステージから落下してしまった場合に子ギツネの「テイルス」がソニックを救済してくれる新システム「テイルスセーブ」も導入される。
また、プレイヤーが自分の好みに合わせてゲームを楽しめるように操作ボタンの配置をカスタマイズできるようになっている。今回収録されているサウンドトラックは新たにリミックスされたものとなっている。
その他のニュースとして、オープンワールド・サバイバルゲームの『ラスト(Rust)』では今後のアップデートで潜水艦が弱体化され、砂漠に新たな軍事基地(キャンプ)が追加されることが明らかとなっている。
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