Photo: Sega Megadrive

セガは家庭用ゲーム機「メガドライブ」とその後継機である「セガ・サターン」向けに発売された懐かしの名作3タイトルについて、商標登録を更新していたことが明らかとなっている。

ゲーム関連ニュースサイトの『ゲーマツウ』によると、今回は1993年に発売されたアクション・シューティングゲーム『エクスランザー』、1994年発売のアクションRPG『新創世紀ラグナセンティ』、1996年発売のアクション・アドベンチャーゲーム『リンクル・リバー・ストーリー』の商標登録が申請されている。これらのタイトルはすべてネクステック社によって開発されている。同社は1997年にセガの完全子会社となっていた。

これらの3作品はそれほど知名度は高くないが、国内のみで発売された『リンクル・リバー・ストーリー』はかつてプレイしたユーザーたちにとっては懐かしさを感じるものとなっている。

アクション・シューティングゲームの『エクスランザー』はプレイヤーが巨大な人型戦闘マシン「エクスランザー」を操作して、攻撃をしかけてくる「Rahuna」から地球を守ることを目的としたゲーム展開となっている。人型戦闘マシン「エクスランザー」は短時間の飛行は可能だが、その距離はエンジンの熱保有量によって決まるため、空中戦と陸上戦を定期的に切り替える必要がある。

『エクスランザー』には明るい光の中で特殊武器が充電されるといったパワー回復の仕組みや支援機も登場する。本作では各ステージにワイヤフレーム(3次元モデルを2次元の描画面に投影するレンダリング手法)を用いたイベント・シーンが挿入されるなど、当時としては画期的なヴィジュアルを備えていた。

2つ目の『新創世紀ラグナセンティ』は一部のユーザーからは『ゼルダの伝説』の要素を取り入れた作品ともいわれている。ゲームの展開は14歳の主人公「コロナ」が亡き父の剣を使ってモンスターの大群から人類を守ることを目的としたもので、名作『ゼルダの伝説』シリーズと同様に俯瞰的な視点でプレイするゲームとなっている。

剣を使った戦闘と探検や謎解きを融合させた点で『ゼルダの伝説』と比較されることもあるが、『新創世紀ラグナセンティ』の主人公である「コロナ」には動物とのコミュニケーション能力があり、動物と仲良くなることで特別な能力を得ることができる。例えば、仲良くなったペンギンは氷を使った攻撃で主人公をサポートし、ペットの犬は敵を抑えつけてくれるという。

3つ目の『リンクル・リバー・ストーリー』は日本では「セガ・サターン」向けのみで発売されていた。その英語表記は『Wrinkle River Story』または『Rinkle River Story』と想定されていたが、ゲームのロード画面では英語で『Linkle Liver Story』となっており、「L」の表記が採用されている。

本作はキツネの耳やしっぽを持つ少女である主人公の「キッチュ」が他の森の生き物たちと協力して、闇の力から世界を救うアクション・アドベンチャーゲームとなっている。海外では正式に発売されていないが、2019年にファンの1人が自主制作した翻訳版がリリースされている。

セガはこれらのタイトルについてリマスターやリメイク、あるいはスチームなどデジタルプラットフォームでの発売などの計画について本稿執筆時点では発表していない。商標権を維持するための法的措置と見られているが、レトロゲームの一部のファンたちはこれらの作品が再び注目されることを評価している。

その他のセガの関連情報として、シミュレーションRPGの『シャイニング・フォース・クロニクルⅢ』がAndroid端末向けに加わるほか、iPhone/iPod touch向けアプリとして『シャイニング・フォース 神々の遺産』が登場することが明らかとなっている。また、『ソニック&テイルス』の「ソニック」と「テイルス」が『スーパーモンキーボール』シリーズのリマスター版『スーパーモンキーボール バナナマニア』にゲストとして登場している。

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