『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』は「ハイラル城」を高性能PC向けの高解像度でプレイできるMODが話題となっている。
ドイツのゲーム開発会社であるデジタル・ドリームズは、いくつかの改良とアップデートを経てNintendo Switch向け『ゼルダの伝説』シリーズを快適に動作させることに成功している。8Kの解像度に加えて「限界を超えた」と評されるレイトレーシングによるリシェード(画質調整)が導入され、被写界深度と色相の向上により、色彩が強調されている。
デジタル・ドリームズはクラウドファンディング・プラットフォームの「パトレオン」のプロジェクトに参加すると、上記のMODが入手できるとしている。
デジタル・ドリームズが制作した『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の8K高解像度の動画はこちらから。
今年は初代『ゼルダの伝説』から35周年を迎え、任天堂はこれを記念して『ゼルダの伝説 スカイウォードソード HD』を7月に発売している。
『NME』のレヴューでは同作について次のように紹介されている。「数々のQOLの向上を実現することで『ゼルダの伝説 スカイウォードソード HD』はかつてない輝きを放っている。あなたが新たなファンであってもゼルダシリーズから離れていたファンであっても、堂々と満面の笑みで『スカイロフト』に飛び込むことがきる。冒険(ゲームの完成度)は完璧なものではないかもしれないが、本作は間違いなく楽しくプレイできるだろう」
『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』は発売して以来様々なゲームに影響を与えており、多くのファンが自分のプレイしているゲームに「ゼルダ」をモチーフにした機能を追加するためにMODを作成している。一例として、『ジ・エルダー・スクロールズV:スカイリム』のファンが『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』のゲーム内での移動をサポートする道具である「パラセール」のMODを作成し、『ジ・エルダー・スクロールズV:スカイリム』で問題なく動作しているという。
また、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』のマップを『マインクラフト』で完全に再現しようとしている人物も現れている。この「再現マップ」の縮尺は1:2で、現段階では『マインクラフト』のマップをデザインできる「WorldPainter」を利用して制作を進めているという。
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