発売が待ち望まれているアクションRPG『エルデン・リング』のスチームのストア・ページがようやく公開されている。
通常スチームでは、新作タイトルのリリースが正式に発表されたタイミングでストアページも開設されているが、『エルデン・リング』はストアページの公開が遅かったこともあり、ファンにとっては嬉しいニュースとなっている。
『エルデン・リング』のストアページでは情報を待ち望んでいたファンに向けて、新たな詳細情報とこれまでに公開されてきた多数のスクリーンショットが追加されている。
さらに本作の特徴が4つのポイントでまとめられて掲載されている。『ダークソウル』シリーズにオープン・ワールドの要素を加えた『エルデン・リング』では「多彩なシチュエーションを持つオープンなフィールドと、複雑かつ立体的に作り込まれた巨大ダンジョンがシームレスに繋がる広大な世界」を探索することができる。
開発元のフロム・ソフトウェアは難易度の高いゲームを手掛けることに定評があるが、本作でも探索の先で「大きな達成感」を得られる「圧倒的な脅威」がプレイヤーを待ち受けているとされている。一方、ディレクターの宮崎英高はこれまでの『ダークソウル』シリーズと比べると本作は「プレイしやすい」難易度に抑えられていると語っている。
かつて故郷から追放された主人公「褪せ人」としてプレイする場合、プレイヤーは自分のキャラクターの外見だけでなく「身につける武器や防具、魔法を自由に組み合わせて」自由にカスタマイズすることができる。また筋力を高めて屈強な戦士となる、あるいは魔術を極めるというようにプレイスタイルに応じてキャラクターを成長させることができるのも、これまでの『ダークソウル』シリーズと同じようなシステムが採用されている。
フロム・ソフトウェアは伏線を張り巡らせたストーリー制作を得意としており、ファンからは「断片によって紡がれる重層的な物語」も期待されている。また、ファンタジー作家のジョージ・R・R・マーティンが作り上げた世界観も見どころの1つとなっている。彼は以前インタヴューの中で『エルデン・リング』の制作について自身の役割は「数年前に」終えていることを明らかにしていた。
また「他のプレイヤーとつながり、一緒に旅をすることができる」オンライン・マルチプレイのほか、「他のプレイヤーの姿や存在した痕跡がかすかに見られる独自の非同期コミュニケーション」も用意されている。いずれもフロム・ソフトウェアが過去に手掛けた人気作品で採用されたシステムと似た特徴となっている。
一方、スチームのストアページでは、『エルデン・リング』に「カジュアル」と「恋愛シュミレーション」の「ユーザー定義タグ」が付けられるという珍しいハプニングが起きていた。
So @ELDENRING is now up on #Steam, but it's a Dating Sim!? pic.twitter.com/ZliTWDumIE
— It’s ADAM. Is it winter yet? (@Adsinjapan) August 6, 2021
『エルデン・リング』はPC、プレイステーション、Xbox向けに2022年1月20日の発売が予定されている。
その他のニュースとして、ホラー映画『死霊のはらわた』を原作にしたマルチプレイヤー・アクション・ゲーム『イーヴィル デッド:ザ・ゲーム』の発売が2022年2月まで延期されている。
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