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ソニーは次世代VRヘッドセット「プレイステーション VR 2」の専用タイトルを今後リリースせず、「ハイブリッド」型のゲームのリリースに注力していくことを発表したと報じられている。

8月3日に開催された開発者向けのオンライン・イベント「バーチャル・サミット」で、ソニーはVR専用バラエティ・ゲーム『プレイステーションVRワールド』をはじめとするVR専用タイトルに代わり、VRに対応するAAAタイトルのリリースに注力する方針を明らかにしている。

このニュースは「プレイステーション VR」の関連情報を提供しているYouTubeチャンネル「プレイステーション VR ウィズアウト パロール」が8月4日に公開した動画により明らかとなっている。動画によると、ソニーは「VR専用ゲームの代わりに家庭用ゲーム機向けAAAタイトルの内容をより充実させていく」という。

同社はVRに特化したゲームタイトルに代わり、VRヘッドセットでのプレイと液晶ディスプレイでのプレイの両方に対応する「ハイブリッド」型のゲームのリリースに注力すると見られている。

さらに、ソニーは「プレイステーション VR 2」版と通常版の2種類をそれぞれダウンロードできるようにすることを計画しており、プレイヤーは希望するバージョン、もしくは両方のバージョンをダウンロードしてプレイできるようになるという。

この仕様は現行機の「プレイステーション VR」に対応する一部の作品で既に採用されており、サバイバル・ホラー・ゲーム『バイオハザード7 レジデント イービル』、ステルス・アクション・ゲーム『ヒットマン3』、SFアクション・アドベンチャー・ゲーム『ノー マンズ スカイ』などの作品はVRでのプレイと液晶ディスプレイに表示するプレイの両方に対応している。

同社は『アストロ ボット:レスキュー ミッション』や『ブラッド&トゥルース』などのプレイステーションVR専用タイトルをリリースしてきた方針を転換し、「プレイステーションVR 2」に対応するタイトルは通常版のプレイを含めた2通りのプレイに対応するものになると見られている。一方、既存のプレイステーションVR専用タイトルが「プレイステーションVR 2」に対応するのかについては明らかにされていない。

ソニーは既存のプレイステーションVR用タイトルの後方互換性についてはコメントしていないが、「初代プレイステーションVR向けのゲーム作品がプレイステーションVR 2向けに対応できるよう、リマスター版の制作に積極的に取り組んでいく」とバーチャル・サミットで述べていたという。この発表により、複数のプレイステーションVRゲームでグラフィックスやモーション・キャプチャーが改善された新バージョンが今後リリースされるものと見られている。

その他のニュースとして、ユービーアイソフトはオープンワールド・スポーツゲーム『ライダーズ・リパブリック』のベータ・テストを8月23日午後4時から8月26日午前1時までの間に実施するとしており、その詳細を海外向けの公式サイトで公開している。

また、1985年公開の映画『死霊のはらわた』のゲーム版タイトル『イーヴィル・デッド:ザ・ゲーム』については、開発元のサーベル・インタラクティヴ社がゲームの品質改善に引き続き取り組むことを決定したため、2022年までリリースが延期されることが明らかとなっている。

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