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アクティヴィジョン・ブリザード社の最高経営責任者であるボビー・コティックは係争中の性差別訴訟や同社に対する様々な疑惑への対応について投資家向けに声明を発表している。

現地時間8月3日に開催された2021年第2四半期の決算報告でボビー・コティックは同社のセクシャル・ハラスメント疑惑や「男性優位の職場文化」に関して「今後社員は自分の行動に責任を持つことになります」と述べている。

『PCゲーマー』によると、同社の職場環境の改善に向けた新たな取り組みについて次のように述べている。

「この取り組みでは然るべき場合に従業員を解雇するだけでなく、従業員からのクレームを評価して対処するための適切なプロセスを妨げたと判断されたマネージャーやリーダーも解雇することを意味します」

決算説明会で発表されたプレスリリースによると、同社は職場環境の改善計画も進めており、「互いに敬意を払い、多様性を認め合う職場環境にし、維持し続けるための方法を模索する」ために法律事務所とも連携することが明らかになっている。

同社はコンプライアンス・社内コミュニケーション・チームにより多くのリソースをあてて「従業員の声を拾い上げ、調査する能力を強化する」としている。

また、プレス・リリースでは「当社は社員からのクレームを評価して適切な対処を行うためのプロセスを遵守しているかどうかについて、全社のマネージャーやリーダーを評価する予定です」と記載されている。

アクティヴィジョン・ブリザード社は会社の今後の見通しを次のように述べている。「この問題に関連して、長期にわたる悪評や大幅な生産性の低下、またはその他のマイナスの結果が出た場合、当社のビジネスに悪影響を及ぼす可能性が高くなります」

これは、同社の社長であるJ・アラン・ブラックが性差別訴訟の騒動を受けて退任したことを受けたものと見られている。J・アラン・ブラックに代わり、ジェン・オニールとマイク・イバラが共同で後任を務めている。

また、アレックス・アフラシアビも同訴訟で訴えられた1人となっており、彼は2020年の不正行為で『ワールド・オブ・ウォークラフト』のクリエイティブ・ディレクターを解雇されている。

アクティヴィジョン・ブリザード社は従業員の組合結成を妨げるために法律事務所と契約したり、訴訟に対する初期対応が従業員の要望を「正確に反映」していないなど、訴訟問題への対応が批判されてきた。

その他のニュースとして、携帯電話会社のティ・モバイルは『コール オブ デューティー』や『オーバーウォッチ・リーグ』のスポンサーを降板したことが明らかになっている。

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