ソニック・ザ・ヘッジホッグの声優を過去10年間にわたって務めたロジャー・クレイグ・スミスがキャラクターの声を卒業するとセガが発表している。
ロジャー・クレイグ・スミスは1月28日、ツイッターで声の担当を外れることを発表していた。ロジャー・クレイグ・スミスは割れたハートマークの画像とともに「いやー、10年間を爽快に駆け抜けてきました。(私自身は)次のゾーンに行きます。親切にして下さったファンの皆様に、私からたくさんの愛を」と投稿していた。
Welp, 10 years was an amazing run.
Onward to new zones!Much love to the fans who've been so kind.💙
It's been an honor.
🦔 pic.twitter.com/7Rn9PVA92m— Roger Craig Smith (@RogerCraigSmith) January 28, 2021
このツイートを受けて『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』の公式ツイッター・アカウントも彼の門出について投稿している。公式アカウントはロジャー・クレイグ・スミスが「ソニックのためにしてくれたすべてのことに」感謝していると述べている。
「彼はソニックの声に命を吹き込んでくれました。私たちは(ソニック・シリーズの)コミュニティを支えてくれ、喜びを広めてくれた、果てしない彼の熱意に対して永遠に感謝します」
For over 10 years, Roger Craig Smith has been an integral part of the SEGA family. He brought the voice of Sonic to life, and we are forever grateful for his never-ending enthusiasm in helping the community and spreading joy.
Thank you, Roger, for all you've done for Sonic.
— Sonic the Hedgehog (@sonic_hedgehog) January 28, 2021
ロジャー・クレイグ・スミスは2010年に発売された『ソニック フリーライダーズ』と『ソニック カラーズ』で初めてソニックの声を担当している。それ以来、テレビ・シリーズ『ソニックトゥーン』のほか、発売されるすべてのゲームでキャラクターの声を担当している。
ロジャー・クレイグ・スミスは2020年の映画『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』ではソニックの声を担当せず、代わりに俳優のベン・シュワルツが声を担当していた。
彼のツイッターのコメントにはファンのほか、声優の仲間からも多くの反響が寄せられている。
ソニックの宿敵であるドクター・エッグマンの声を担当しているマイク・ポロックは、公式アカウントのツイートを受けて「彼は私が知っているミドルネーム付きの人物の中で、最も素晴らしく面白い男の一人だ」と発言している。
また、ベン・シュワルツは「あなたは絶対的な伝説であり、それはこれからも変わらないよ、ロジャー」とコメントしている。
セガはソニックの声優の後任を現時点ではまだ発表していない。
昨年11月に『龍が如く』シリーズのスタジオ・プロデューサーである佐藤大輔は「セガと言えばソニック」ですと発言しており、将来的には『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』の作品に携わってみたいとする胸の内を明らかにしている。
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