Photo: Jonathan Alcorn/Bloomberg via Getty Images

任天堂はニンテンドー3DS本体のシステムアップデートを約9ヵ月ぶりに配信することを発表している。

ゲームニュースサイト『VGC』は、最新アップデート「バージョン11.15.0-47J」はすべてのニンテンドー3DSモデルが対象になっていると報じている。またサポート情報によると、今回のアップデートは「システムの安定性や利便性の向上」が主な内容となっている。

データ・マイナーのOatmealDomeは今回のアップデートに関して、日本語の公式パッチノートには「安定性」が主なアップデート内容として記載されていることを海外向けにツイッターで紹介している。

「インターネットブラウザ(エクスプロイトの修正?)とリカバリーモードのSSLシステムをアップデートしたもとの思われます」

ニンテンドー3DSの前回のシステムアップデートは2020年11月16日に配信されており、約9ヶ月ぶりのアップデートとなっている。

2020年9月、任天堂はニンテンドー3DSシリーズの生産をすべて終了することを正式に発表している。初代のニンテンドー3DSが発売されてから9年目を迎えていた。

今年7月には、ニンテンドー3DSとWii U内のeショップでのカード決済の取り扱いを2022年1月に終了することも発表している。

ただしカード決済の取扱いが終了した後も従来通り任天堂ホームページからニンテンドープリペイドカード、オンライン決済サービス「paypal」、クレジットカードを利用して任天堂ホームページ上で残高を追加することで、引き続きコンテンツを購入することができる。

また、ニンテンドー3DSとWii U向けのゲーム制作を終了するとの噂も広まっている。

ある情報筋によると、eショップへの販売申請は2022年4月1日までの受付となることを伝えるメールが任天堂ヨーロッパから送信されているという。

その他のニュースとして、スチームを運営するヴァルヴ・コーポレーションはケータイゲーム機「スチーム・ダック」を発表しているが、Nintendo Switchに対抗する意図はないと見られている。

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